マイボイスコム、「コンビニATM端末の利用」に関する調査結果を発表
<コンビニATM端末の利用に関する調査>
- コンビニATMの利用経験62%、利用頻度「月2~3回」-
「セブンイレブン」での利用が3年連続トップ、「サークルK」「サンクス」が微増
マイボイスコム株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:高井和久)は、『コンビニATM端末の利用』に関する調査を実施し、2006年10月1日~5日に12,304件の回答を集めました。なお、本調査は前回調査(2005/10)に続いて7回目となります。本調査結果について発表します。
<調査結果>
【まとめ】
支店の統廃合等で減った銀行のATMを補う「コンビニATM」、暮らしに欠かせない存在となりつつあります。本調査では「コンビニATM」の利用状況について聞きました。
コンビニATMの利用経験は62%で、頻度は「月に2~3回」(19.6%)が最も多く、「2~3ヶ月に1回」(19.0%)が続きます。利用意向は86%に上り、「預金の引き出し」(68.9%)、「預金の預け入れ」(54.4%)、「通帳記入」(45.0%)が上位3位となっています。
利用するコンビニATMを聞いたところ、コンビニ別では、『セブンイレブン』(74.4%)がトップ、以下『ローソン』(25.6%)、『ファミリーマート』(23.5%)、『am/pm』(19.8%)となっています。『ローソン』、『ファミリーマート』、『am/pm』はここ3回連続でマイナス、一方『セブンイレブン』は連続してプラスとなりました。また、手数料無料のATMで話題になった『サークルK』『サンクス』は前回からわずかながら増え、順位が上がりました。金融機関別では、『三菱東京UFJ銀行』(18.7%)がトップ、以下『地方銀行』(18.6%)、『三井住友銀行』(17.2%)が続きます。
コンビニATMを利用する理由は、「口座を持っている銀行が利用できる」(54.1%)、「自宅・勤務先・学校などの近くにある」(45.8%)が上位2位を占めました。前回調査で5位だった「手数料が安い・無料」(26.9%)は3位に浮上しています。
金融機関の問合せ窓口(コールセンター)に問合せをしたことがある人は約2割で、「ATM機に設置されている電話で問合せをした」(10.5%)がトップです。問合せ理由を自由回答で聞いたところ、「カード・通帳・現金が出てこない」「カードの磁気不良」「パスワード忘れ」「忘れ物」が目立ちました。
『三菱東京UFJ銀行』『みずほ銀行』が来年から正月にATMを稼動することを発表し、すでに正月稼動していた『三井住友銀行』を合わせ、3メガバンクすべてがATM年中無休で出揃うことになりました。銀行ATMの年中無休化が加速しています。これに伴い、コンビニATMも利便性が高まると思われます。
【回答者のコメントから】(コールセンターへ問い合わせた理由)
・暗証番号を忘れたときの対処方法(男性・50歳)
・ATMのお金がなくなって、お金が引き出せなかった(女性・27歳)
・お金を取らずに帰ってしまった(女性・52歳)
・間違えて振り込みした時(女性・22歳)
・利用しようとしたら、前の人の現金が残っていた(女性・37歳)