PCデポ、「パソコンクリニック」を家電量販店などにインショップ直営出店を開始
~家電量販店インショップなど直営出店を積極展開、3年で30店を目指す~
PCデポ、パソコンサポートカウンター「パソコンクリニック」を家電量販店などにインショップ直営出店の開始
パソコン総合専門店「PCDEPOT」を運営する株式会社ピーシーデポコーポレーションは(証券コード:7618 神奈川県横浜市社長:野島隆久)は、同社店内の技術サポートカウンター部門である「パソコンクリニック」を、家電量販店や他量販店の店頭に直営インショップ出店を積極展開することに決定いたしました。
「パソコンクリニック」は、PCDEPOT店内でメンテナンス&技術サポート全般を行う、受付カウンター兼サポート作業部門であり、パソコンの高い専門技術を持ったコンサル兼技術員が常駐し、お客様のあらゆる要求に応えるサービス総合カウンターとして、PCDEPOT全店(FC含む)に常設されています。
この度、かねてからテスト運営をしておりました、本カウンターを以下のマーケット背景並びに当社の体制整備に伴い、家電量販店や他量販店にインショップ出店を進めることを決定いたしました。
(1)マーケット背景~高まる顧客のニーズ~
パソコン世帯普及率が80%を超えた現在、パソコンを使うお客様の層は広がり、ご年配や女性であっても必需品になりつつあります。またそれに伴いパソコンは単なるビジネス系計算機、インターネット閲覧機としての「コンピュータ」というものではなく、今やデジカメ編集機、ビデオ鑑賞機、音楽ダウンロード・再生機、音声・画像コミュニケーション機など用途の多様化が進み、またインターネットも高速光回線や電力線インターネットなど、接続環境においても高速大容量化が進んでいます。
そのような環境下、お客様は日常的にパソコンを扱うようになり、結果、故障や不具合を早期に解決する事や、新しい用途への設定や環境整備、また安全性の確保などの設定や接続の必要性が高まっています。しかしこれらのメンテナンスや技術設定等は、高い技術力とソフト的な専門知識が必要になります。そのことからお客様自身がこれらの技術や知識にもとづいた作業を行うことは、経験者やマニアなどのITスキルが高い方に限られ、メーカーや販売店、サービス店への要求は益々高まっていくものと考えられます。
現在、多くのパソコンを扱う量販店は、(1)店舗の大型化(2)流通コストの低減(3)品揃えの豊富さ(4)販売員の整備等、新規需要の顧客ニーズに応える販売体制を備えている店舗は数多くあるものの、顧客の故障や不具合を早期に解決するメンテナンスや、新しい用途への設定や環境整備などのサポートの要求を満たす店舗は数が少なく、地域によってはほぼ皆無です。お客様によっては、知人に個人的依頼をしたり、遠方まで出かけるなど不便な状況になっています
(2)当社の体制~チェーンオペレーションによる多店舗化が可能~
かねてから、当社では独自の店舗管理手法として各部門を個別にフォーマット化する「カテゴリーフォーマット化システム」の制度により、この技術サポート部門を「パソコンクリニック」として、フォーマット化を進めておりました。今回、単独店としての管理オペレーションを追加したことで、「パソコンクリニック」の単独出店が可能になりました。
以上から、下記内容にて「パソコンクリニック」の出店をおこなうことに決定いたしました。
(1)直営出店方式(今後、フランチャイズ方式での出店は、現時点では未定)
(2)出店地は家電量販店、他量販店へのインショップ、ショッピングセンターへのテナント出店
(3)店舗名称「パソコンクリニック」
現在の状況と今後の状況
(1)専門部署「CLIP事業部」を社内に設置し、事業拡大の為の資源を集中いたしております
(2)現在7店のテスト店運営中(今月より本格稼働に切換え)
今期末で店舗数は10~15店を計画。
今後は、年10~15店程度の出店を計画しています。
業績に与える影響は、現時点では算定できませんので、改めて報告いたします。