エフティコミュニケーションズ、光通信と資本・業務提携
株式会社光通信との資本及び業務提携に関するお知らせ
当社は、平成18年11月20日開催の臨時取締役会において、株式会社光通信(本社:東京都豊島区、代表者:代表取締役会長重田康光、東証第一部:9435)との間で、資本業務提携することを合意いたしましたので下記のとおりお知らせいたします。
記
1.資本業務提携の目的
当社は現在、情報通信機器とソフトウェアの販売を主とするソリューション事業・ドコモショップ運営を主とするモバイル事業・インターネット利用に関わるISP・ASPサービスの提供を主とするサービス&サポート事業を中小企業に対して提供しております。
しかしながら、昨今、IT化の進行などにより、ユーザーニーズが多様化・高度化するとともに、商品の開発提供やサービスなどを巡る企業間競争も激化しており、また、個人情報保護法や特定商取引法等の諸法令の厳格化などでコンプライアンスリスクも増大しております。
このような状況のなか、従来からの販売ノウハウや商品提供ならびにサービスのみに頼っていてはこうした時代の流れに乗り遅れてしまう恐れがあると考え、企業価値の増大と企業の存在意義を一層高めるため対策を講じておりました。
今回の提携先である光通信グループは、OA機器販売、SHOP運営、コールセンター運営などに関し、強みを持った企業であります。両社は、同じ業界に属しておりますが、競合関係にはなく、むしろ補完関係にあり、両社の業績向上を図ることができるという共通の認識のもとに、今回合意に至りました。
2.業務提携の内容
今後、両社は、光通信グループが運営する携帯SHOP、コールセンター、取扱商材であるOA機器など、当社の持つ販売経験豊富な人材に光通信グループが有する強固な営業ノウハウを活用することで販売力の強化を図り、また当社の施工部門においては、販売したOA機器の設置工事・保守を行うことなどを実施してまいります。
現在、以下の項目について提携作業を進めております。
(1)モバイル事業において、光通信グループが行うSHOP運営について事業提携を行い、モバイル端末などの販売チャネル拡大・販売網の強化をすることで競争力のある展開を図る。
(2)ソリューション事業において、光通信グループが保有するコールセンターに関わる業務について事業提携を行い、回線サービス関連商材の販売チャネルの拡大・販売網の強化を図る。また、同センターを活用する事で、当社ユーザーへアプローチを実施し、ニーズを把握、アクティブユーザーの囲い込み強化とデッドユーザーの掘り起しを行いながら販売機会の増大に繋げる。
(3)OA機器販売事業においては、当社が保有するビジネスホンユーザー、営業部門のリソースと、光通信グループの販売ノウハウを融合し、販売事業の確立を行う。また、販売先への設置工事・保守を当社の施工部門が担当する事で収益拡大を図る。
以下、業務提携先の概要などは添付資料をご参照ください。