日立情報通信、セキュリティと運用管理効率向上の「NCS-Secure Office Solution」を販売
「NCS-Secure Office Solution」販売開始
~オフィスの情報セキュリティと運用管理を向上させるソリューションを提供~
日立情報通信エンジニアリング株式会社(社長:若井 勝郎、本社:神奈川県横浜市)は、オフィスのPCに散在するデータをセンターサーバに一元管理することで、オフィスPCからのデータ流出を防止し、同時にセキュリティと運用管理の効率向上を支援し、さらに導入コストを抑えるために既存のPCを有効活用できる「NCS-Secure Office Solution」を12月1日より販売開始します。
昨今のオフィス環境においては、セキュリティ対策を実施していても情報漏えい事件が絶えないのが実情です。当社では、ネットワーク活用型アプライアンスサーバ製品をNCS(Networked Computing Suite)シリーズとして、製品化してきました。今回、販売開始するNCS-Secure Office Solutionは、「セキュリティ対策」、「運用管理コスト削減」、「情報の保全」などのオフィスのセキュリティ対策と情報システム部門の運用管理の課題を解決します。
(1)センターシステムへのかんたん導入
当社への導入実績をもとに、センターシステムの複雑な設定をテンプレート化したアプライアンスサーバ製品「仮想デスクトップシステム」を提供します。本アプライアンスサーバ製品は、Citrix社のCitrix Presentation ServerとMicrosoft社のActive Directoryをプレインストールして、セキュリティ設計、認証システム設計、システム拡張等のノウハウをテンプレート化して導入/設定を簡単にしています。
お客さまの現在の業務システムに手を加えることなく、システムインテグレータには取り扱いやすく、データセンターなどは簡単に導入ができるように、企業の情報システム部門が容易に導入・拡張ができます。
(2)クライアント端末には情報データをもたせない
PCの読み書き領域(ハードディスクなど)をセンターで一括管理します。
PCのハードディスクには書き込めないようにする、PCユーザーにはUSBメモリを使えないようにする、PCをシンクライアント化する、などの多様な情報漏えい防御手段を提供します。オフィスのPCの持つデータを集約するセンター側では、ユーザーに割り当てるデータ保存容量やPCにインストールするソフトウェアを一括管理できます。
PCの故障やハードディスクのトラブルで、オフィス部門に散在するOA委員がこまっている状況を解決します。情報はすべてセンター側で統合管理できますので、バックアップや情報の遠隔地保全などの対策も容易に効率よく行うことができます。
(3)いろいろなクライアント端末をサポート
企業で使われているファットPC(ハードディスクを持つ一般のPC)はもちろん、シンクライントPCなどの各種クライアント端末を幅広くサポートします。いずれの場合も、クライアント端末の情報はセンター側で統合管理します。また、お客さまがお持ちのPCをシンクライアント化する「Re-Fresh(リフレッシュ)サービス」も提供いたします。本サービス商品はお客さまのPCを、リフレッシュしてシンクライアント化するソリューションです。投資費用を抑えてのセキュリティ対策実施、情報の運用管理工数削減を行うことができます。
■ソリューション構成
※添付資料を参照
■参考価格
・仮想デスクトップシステム・スタンダードモデル(50名規模以上) 1,200万円(税込)~
■販売時期
2006年12月1日より、順次販売を開始します。
2007年 2月1日より、順次出荷を開始します。
■販売目標
2007年度末までに累計50社
商品名称等に関する表示
記載の会社名、製品名はそれぞれの会社の商標もしくは登録商標です。
製品に関する問い合わせ先
日立情報通信エンジニアリング株式会社
営業統括本部 営業統括部 営業広報G
〒141-0032 東京都品川区大崎1丁目6番3号 大崎ニューシティ3号館(日精ビル)
電話:03-5435-7658
WebサイトURL: http://www.hitachi-jten.co.jp/