三井物産、豪社からナミビアの石油・天然ガス探鉱鉱区権益を一部取得
ナミビア共和国石油・天然ガス探鉱鉱区権益の取得について
当社は、豪州BHP Billiton社より、同社がナミビア共和国(以下「ナミビア」)に保有する石油・天然ガス探鉱鉱区権益の一部を取得し、当該鉱区に参画致しました。
対象鉱区はナミビア南西沖220kmに所在するNorthern Block (ブロック 2813A 及び 2814B) 並びにSouthern Block (ブロック 2914A 及び隣接鉱区)となります(以下鉱区図参照)。現在Southern Blockの三次元地震探査データを処理中であり、その結果を踏まえ、石油・天然ガスの存在を確認する為の試掘探鉱の実施を判断します。
エネルギー需要が高まる大西洋地域における新規事業立ち上げを目指す当社にとって、本案件は2005年に参画を果たした赤道ギニアLNGプロジェクトに次ぐアフリカにおけるエネルギー案件であり、また本邦企業として初のナミビアにおける鉱区権益取得となります。
当社は、西豪州LNGプロジェクトにおいて20年来のパートナーであるBHP Billiton社、並びにアフリカ地域において石油・ガスの探鉱・開発の知見を持つPetroSA社と共に、本鉱区のエネルギー資源を商業化して行くことにより、需要が高まる大西洋地域へのエネルギー供給を目指すとともに、ナミビアの経済発展に寄与したいと考えています。
【 当社参画後の権益比率 】
BHP Billiton社 75%
Mitsui Atlantic Energy B.V.(当社100%出資オランダ法人) 15%
PetroSA社(南アフリカ国営石油会社) 10%
【 ナミビア Southern並びにNorthern Blockの位置 】
(※ 関連資料を参照してください。)
ご注意:
本発表資料には、将来に関する記述が含まれています。こうした記述はリスクや不確実性を内包するものであり、経営環境の変化などにより実際とは異なる可能性があることにご留意ください。また、本発表資料は、日本国内外を問わず一切の投資勧誘またはそれに類する行為を目的として作成されたものではありません。