NVC、「YouTube」へのアクセス制御機能を搭載した不正侵入防御システム「NetKeeperシリーズ」を発売
NVCが販売するBroadWeb社製「NetKeeperシリーズ」に
「YouTube」へのアクセス制御機能が搭載
株式会社ネットワークバリューコンポネンツ(本社:神奈川県横須賀市、代表:渡部進、以下略称:NVC、東証マザーズ:3394)が一次販売代理店権を持つBroadWeb社製「NetKeeperシリーズ」にYouTubeへのトラフィック(#1)を規制するアクセス制御機能が搭載されたことを発表します。
本機能は、製品契約者に対して無償で提供されます。
YouTubeは、多くのユーザが任意のビデオクリップをアップロードし、公開および共有することができる有名なビデオポータルサイトです。このような動画ポータルサイトのビデオクリップ再生は、企業ネットワークにおける帯域幅(#2)を著しく消費させ、企業の生産性を大きく低減させることになります。さらに、企業ネットワークを通じて、社員が著作権に違反しているコンテンツを不正に利用してしまう危険性も内包しています。
BroadWeb社では、YouTubeのWebサイトとそのサービス利用の制御を目的とした2つのパターンファイルを提供します。これにより、HTTPプロトコル(#3)を経由したYouTubeへのログインのブロッキングと、Macromedia Flash Video(FLV)ストリーミング(#4)を利用したYouTubeオンラインストリーミング(#5)のブロッキングが可能になります。
BroadWeb社の社長兼最高経営責任者のMark Hsia氏は、次のように述べています。「YouTubeなどの企業ネットワークの不正利用を制御することは、決して個人ユーザの行動を制御するためだけの対策ではありません。BroadWeb社の製品は企業ネットワークの利用を最適化することを念頭に置き設計されています。そのため、製品を導入した企業は生産性の向上という付加価値を得ることができるのです。」
【用語補足】
#1:トラフィック
ネットワーク回線の利用容量。
#2:帯域幅
周波数の範囲のことで、この範囲が広いほどデータ転送速度が早く、狭いほど遅い。
#3:HTTPプロトコル
WebブラウザとWebサーバ間でデータが交わされる際の規格。
#4:Macromedia Flash Video(FLV)ストリーミング
YouTubeにアップロードされている「.flv」形式のファイルをダウンロードしながら順次再生する技術。
#5:オンラインストリーミング
動画データや音楽データを、ネット上のサーバからダウンロードしながら順次再生する技術。
以上