日立金属、省エネルギー化を図った空冷式冷水供給機を発売
省エネルギー新型冷水供給機の開発及び発売
~コンパクト化、ラインアップ拡大、低価格化~
日立金属株式会社(本社:東京都港区、社長:持田農夫男、以下日立金属)は、省エネルギー化に貢献する空冷式冷水供給機(商品名:チルドタワー(R))のコンパクト化、ラインアップ拡大、低価格化を図り、販売を開始いたします。
記
1.背 景
半導体工場をはじめ各分野の生産ラインでは、精度向上・生産性向上のため、室温に近い一定温度の冷水の必要性が増大しており、冷水供給装置が設置されています。現在、冷水供給装置の主流を占めるのは、チラー、遠心式冷凍機、吸収式冷凍機※1を冷熱源としたシステムです。これらの熱源機器についても、エネルギー効率改善の努力が払われておりますが、京都議定書の発効を受けて、さらなる省エネルギー化が強く要望されています。
2.冷水供給機(商品名:チルドタワー(R))の概要
日立金属の冷水供給機(商品名:チルドタワー(R))は、熱源機器だけを冷熱源とするシステムと比べ省エネルギー化が図れるシステムです。冷却塔※2とチラーをハイブリッド化することで、大気から得られる冷熱エネルギーを効率よく利用すること(フリークーリング)を可能としました。
外気温の低い時には、チラーの運転を必要とせず、冷却塔の運転だけで充分に冷却熱量を賄い、省エネルギーを実現します。
また、冷却塔運転・チラー運転の選択を、最も効率的になるように自動制御を行います。
1989年の販売開始以降、その省エネルギー性が理解され、お客様の採用が拡がりつつあります。また、お使い頂いたお客様からのリピート率が高いという特長を持った製品でもあります。
3.新型冷水供給機(商品名:チルドタワー(R))について
日立金属では、さらにお客様のニーズに応えるため、要望の多かった空冷式冷水供給機のコンパクト化、ラインアップ拡大、低価格化を図りました。今回の新型発売により、省エネルギー型冷水供給機の普及をこれまで以上に加速させ、工場の省エネルギー化に貢献してまいります。
*以下、詳細は添付資料をご参照ください。
【 お客様からのお問い合わせ 】
配管機器カンパニー担当 TEL03-5765-4288