TBSラジオ、来年4月からクラシック音楽専門ステーション「OTTAVA」を開局
地上波デジタルラジオ&インターネット放送向け
クラシック専門ステーション開局のお知らせ
株式会社TBSラジオ&コミュニケーションズ(東京都港区、代表取締役社長:清水洋二、以下TBSラジオ)は、社団法人デジタルラジオ推進協会(東京都港区、理事長:亀渕昭信)におけるデジタルラジオ実用化試験放送の中で、クラシック音楽を中心とする専門ステーション「OTTAVA」を2007年4月より開局します。
先日、KDDI株式会社から、デジタルラジオ聴取機能を搭載している携帯電話が発表され、東京を中心に近隣エリアでの受信が可能となりますが、今後もパソコン接続型や専用機などで、デジタルラジオ受信機の普及が予定されています。
併せて「OTTAVA」では、聴取エリア外のリスナーにも番組をお楽しみ頂くために、ウェブキャスト(インターネット放送)においても、同様のサービスを提供します。
記
(1)ステーションネーム
OTTAVA(オッターヴァ)
(2)放送開始日
2007年4月1日(予定) ※2007年3月中にプレ放送を開始予定
(3)ステーションネームの由来
音楽用語として知られている「オクターブ」のイタリア語。楽譜で音符の上に書かれている場合は1オクターブ上を指示する省略記号ですが、ワンランク上のライフスタイルを提案したいという想いを込めてネーミングをしました。
(4)ステーションコンセプト
“コンテンポラリー・クラシック・ステーション”
90年代後半から世界の主要国際都市に、BBC(イギリス)に代表されるようなオーセンティックなクラシック・ステーションではない、現代的でポップなコンテンポラリー・クラシック・ステーションが続々登場しています。
いずれのステーションも、クラシックマニアのための専門ステーションではなく、クラシック音楽をシンボルとしたライフスタイルステーションを標榜。高級・上質志向をコンセプトとして掲げることで、アッパークラスピープルをターゲットとしています。
コンテンポラリー・クラシック・ステーションとは、1992年にイギリスで開局したラジオ局「ClassicFM」の大成功以来、世界中で注目されているラジオ放送の人気フォーマットで、その特徴として、
(1)楽曲全編ではなく、サビ部分や楽章単位でオンエア
(2)ポップシーンで活躍している現在のクラシックアーティスト楽曲も積極的にオンエア
といったことが挙げられます。これらの要素を上手く取り入れて、日本初となるコンテンポラリー・クラシック・ステーション「OTTAVA」をスタートさせます。
TBSラジオは、50年以上もの間AM波においてラジオ放送を行ってきましたが、今回の開局をきっかけに、今後もラジオ放送のデジタル化に対応した様々なサービスを提供していく予定です。
以上