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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2024'11.24.Sun
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2007'05.10.Thu

富士フイルム、画像解析システム「ルミノ・イメージアナライザー」の小型タイプを発売

高感度・高精細を実現するバイオ研究用画像解析システムのラインアップを拡充 

富士フイルム「ルミノ・イメージアナライザー LAS-4000miniシリーズ」
「LAS-4000EPUVmini」 「LAS-4000UVmini」 「LAS-4000mini」 

新 発 売


 富士フイルム株式会社(社長:古森 重隆)は、バイオ研究分野でタンパク質や遺伝子の検出・解析などに用いられる、冷却CCDカメラ方式の画像解析システム「ルミノ・イメージアナライザー」の小型タイプとしてLAS-4000miniシリーズ「LAS-4000EPUVmini」、「LAS-4000UVmini」、「LAS-4000mini」3機種を12月6日より発売いたします。

 当社のルミノ・イメージアナライザーは、化学発光画像・生物発光画像・蛍光画像など微弱光を検出する画像解析システムとして1997年に発売以来、世界中の大学や公的研究機関、製薬会社などのバイオ系研究所に導入され、ガンや再生医療分野の基礎研究などバイオ研究分野におけるタンパク質や遺伝子の解析に大きく貢献しております。

 今回発売いたしますルミノ・イメージアナライザー「LAS-4000miniシリーズ」は、研究目的や用途により選べる3タイプです。さまざまな検出機能を搭載したマルチタイプの「LAS-4000EPUVmini」は、試薬などを使った化学反応による発光(化学発光)や生物発光の検出、蛍光色素を使った紫外線透過光による検出(蛍光法)に加え、DNAの高感度検出や蛍光たんぱくの検出に用いられる青色LED光による蛍光法検出が可能です。また、白色光による目視可能なサンプルのデジタイジング機能も搭載し、化学発光の画像とデジタイジング画像の重ね合せなど、サンプルのより詳細な解析を実現します。
 「LAS-4000EPUVmini」に加えて、化学発光や生物発光の検出から、紫外線透過光による蛍光法で検出する機能までを搭載したスタンダードタイプの「LAS-4000UVmini」と、化学発光や、生物発光を検出する機能に特化したベーシックタイプの「LAS-4000mini」をラインアップしました。

 「LAS-4000miniシリーズ」の3タイプは、画像解析の性能にもっとも影響するCCDに、当社独自のスーパーCCDハニカムを搭載し、高感度で高精細な撮影を実現します。また、インターフェースの改良により、撮影した画像の処理の高速化、高安定化を実現しています。レンズには、当社ルミノ・イメージアナライザー専用に開発したF0.85の明るいFUJINONレンズを採用しており、高性能な冷却CCDカメラと合わせて、より高感度での検出を可能としました。また、制御パソコンからCCDカメラのフォーカスをリモートで操作するなど、簡単に撮影条件を設定できる操作性の高いシミュレーターソフトを標準装備しています。
 さらに今回、画像処理機能を本体に搭載したことで、当社従来機(LAS-1000)と比べ設置面積で約30%程度削減し、研究室など限られたスペースでも設置しやすい小型化を実現しています。

 富士フイルムは、ライフサイエンス事業を成長戦略の柱の一つと位置づけ、この分野の事業拡大を強力に推進しています。中でも、当社が長年写真技術で培った有機合成技術や光学技術を生かした画像解析システムは、すでに累積5,000台以上が世界中の大学や公的研究機関、製薬会社・創薬ベンチャーなどのバイオ系研究所に導入され、タンパク質の解析、遺伝子解析など、最新のバイオ研究に大きく貢献しています。今後も、生命科学、医学、医薬品の発展に寄与すべく、取り組んでまいります。

  記

1. 商品名/標準ユーザー渡し価格(消費税抜き)(※1):
 FUJIFILM 「ルミノ・イメージアナライザー LAS-4000miniシリーズ」
  「LAS-4000EPUVmini」  5,500,000円
  「LAS-4000UVmni」     4,800,000円
  「LAS-4000mini」       4,300,000円

(※1) すべて標準ユーザー渡し価格に画像読取ソフト ImageReader LAS-4000、画像解析ソフト ScienceLab、制御用Windows PCを含んでいます。

2. 発売日
 平成18年12月6日

3. 特長
(1) スーパーCCDハニカムとFUJINONレンズにより、高感度と高精細画像を両立。しかもX線フィルムに比べ2倍以上広いダイナミックレンジを実現。

(2) コンパクトな装置サイズに、化学発光・生物発光検出、蛍光検出、白色光によるデジタイズなど、多彩な機能を搭載。また、当社独自開発のインクリメント撮影機能(※2)により、露出不足や過露出などの失敗もありません(当社特許)。

(※2) インクリメント撮影機能 :  あらかじめ設定した一定時間に撮影し、画像を重ね合わせる機能。最適な露出時間の判断が難しいサンプル撮影時でも、一定時間露出した画像を何度も重ねることで解析に必要な画像を取得できます。

(3) 制御用PCには、Windows(TM)だけでなく、バイオ研究分野で要望の多い、Mac(TM) OS Xにも対応します。

4. 主な仕様
 * 関連資料 参照


■ 本文中のすべてのブランド名または製品名は各社の商標、もしくは登録商標です。
■ 仕様につきましては改良のためお断り無く変更することがあります。


 本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。
  ライフサイエンス事業部  TEL 03-3406-2201
  WEBサイトアドレス http://lifescience.fujifilm.com/

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