サイベース、ビジネス・インテリジェンス向け分析用高速クエリーエンジンの最新版を発売
サイベース、分析専用クエリーエンジンの最新バージョン
「Sybase IQ 12.7日本版」を出荷開始
サイベース株式会社(東京都港区赤坂、代表取締役社長 早川 典之:以下サイベース)は、ビジネス・インテリジェンス向けの分析用高速クエリーエンジン「Sybase IQ(R)(サイベース・アイキュー)」 の最新バージョン「Sybase IQ 12.7日本版」を、2006年12月8日より出荷開始いたします。
サイベースでは、2006年4月にネクストコム株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山本 茂、東証2部上場:証券コード 2665)と情報系ソリューション分野で業務提携を行ったほか、11月には株式会社ヘッド・ソリューションズ(本社:東京都台東区、代表取締役社長:佐藤 秀哉、以下 ヘッド・ソリューションズ)とデータ連携ソリューションの提供で協業を行うなど、日本市場に合った情報系ソリューション・ビジネスの基盤技術として「Sybase IQ 日本版」を提供してきました。
このたび出荷開始する「Sybase IQ 12.7日本版」では、データのロードおよび検索時間が短縮されたほか、重要なデータに対し高度なセキュリティを付加するカラムレベルでの暗号化(Encrypted Column オプション) 機能が追加されています。これらの機能強化により、利用企業は膨大な詳細データを取り扱いやすくなります。また、Sybase IQ の強みであるアドホック検索と組み合わせることにより、トレーサビリティや内部統制で必要とされるさまざまなデータの管理や分析にも柔軟に対応可能になります。
「Sybase IQ 12.7日本版」の主な機能強化点は以下の通りです。
・データのロードと移行の簡略化と性能の向上:
- BCP(バルク・コピー) ユーティリティのサポート
・クエリー・パフォーマンスの高速化
- クエリ実行環境の見直し
- 条件検索内でのサブクエリのサポート
・Sybase IQのセキュリティの強化:
- カラムレベルの暗号化オプションの提供
- ユーザーのパスワードに一定のルールを強制するパスワード・フォーマッティング
- マルチプレックス(クラスタ)構成でのログイン管理の強化
・OLAP(OnLine Analytical Processing)関数の追加を含む分析機能のサポート強化
- 多次元データ分析、移動平均と累積合計計算に対応
・Sybase Adaptive Server(R) Enterprise(ASE) との互換性向上
- ASEと互換性のあるシステム・ストアド・プロシージャ、関数をサポート
- カラムに対するデフォルト定義の追加
・広範囲のエンタープライズ・プラットフォームをサポート
- 最近ユーザーへの導入が増加しているIntel EM64T/AMD64版 Windows,Linux,Solarisを追加し、主要な10種類のプラットフォームに対応を拡張
サイベースでは、最新版の「Sybase IQ 12.7日本版」の提供により、企業において爆発的に増加し続けるデータ資産の有効な管理を支援してまいります。
●出荷開始:2006年12月8日
●価 格:基本ライセンス 420万円~
【 Sybase IQについて 】
Sybase IQは高度に最適化された分析エンジンで、特に業務遂行にとって重要なビジネス情報の分析、データウエアハウスに対する分析、および報告書作成ソリューションに要する時間を劇的に短縮することを目的に設計されています。Sybase IQ は、構造化および非構造化データに対して競合を寄せ付けない優れたクエリー・パフォーマンスとデータ圧縮技術を提供し、業務データのデータ・ストアとして理想的です。Sybase IQ は、非常に優れた速度と機敏性を備えており、TCOコストが低いため、これまで不可能・非現実とされていた、コスト的に制限のある分析や報告書作成を実行できるようになります。
【 米国サイベース社 について 】
米国サイベース社は、エンタープライズおよびモバイル・インフラストラクチャと、アプリケーション開発、統合ソフトウェアを提供する「Unwired Enterprise」を提唱し、企業内のデータを、必要な時に必要な人に最大限に価値のある情報として提供します。世界中のビジネス、金融、官公庁、ヘルスケアや防衛業務などの最もクリティカルな情報がサイベースによって運営されています。http://www.sybase.com/
【 サイベース株式会社について 】
サイベース株式会社は、米国サイベース社の日本法人として1991年に東京に設立されました。米国サイベース社の製品 / サービスを中心とする開発、販売、保守サービスの提供およびコンサルティング業務を主な事業内容としています。 http://www.sybase.jp
【 特記事項 】
このリリースに記載された、Sybase,Incの将来の成長、見通し、新製品のリリースに関する記述は、様々な不確実性やリスクを含む将来予測の見解です。
文中で使用されているSybaseおよび同社の経営に関連する「anticipate(見込み)」、「believe(思う)」、「estimate(予測)」、「expect(期待)」、「intend(意図)」、「will(予定)」、および同様の表現は、将来の予測を示すものです。このような発表は、将来の出来事に関するSybaseの現在の見解を反映することを意図するもので、結果的に不適当または不正確であると判明する場合もあります。このように、実際の出来事や結果に実質的に影響を及ぼす要因としては、顧客需要の変化、急激な技術進歩、競争要因、製品発売予定の遅延などがあります。これらの要因やその他の要因については、当社が米国SECに提出しているForm 10-Kに基づく年次報告書、またはForm 10-Qに基づく四半期報告書に記載されていますが、これに限定されるものではありません(当社ウェブサイトでもご覧いただけます)。
Sybase、Sybaseのロゴは、米国法人Sybase,Inc.または日本における登録商標です。ここに記載されている社名および製品名は、各社の商標の場合があります。
以 上