NEC、Linux事業拡大で米モンタビスタに300万ドルを出資し関係強化
米国モンタビスタ社への出資について
- Linux関連事業の更なる拡大へ向けた関係強化 -
NECはこのたび、組込みLinux OS分野における世界トップベンダである米国MontaVista Software, Inc(所在地:カリフォルニア州サンタクララ、CEO:Thomas Kelly、以下モンタビスタ)に対して300万ドル(約3億5千万円)の出資を行いました。
NECはこれまでも、モンタビスタ社の組込みLinux OSを、ネットワーク制御基盤ソフトウェア「NC9000シリーズ」などのキャリア向け製品や携帯電話端末のプラットフォームに広く採用しております。
NECではNGN時代に向けて、これらの製品に関する適用サービスやSI事業の拡大を図っており、オペレーションシステムの基盤を提供するモンタビスタ社との関係を更に強化するため今般の出資に至ったものであります。
NECでは、Linux事業を2005年度の約3,100億円から2008度に約5,700億円に伸張させることを目指しており、その施策として本年9月にLinuxに関する特許管理会社Open Invention Network(※1)へ出資、更にはオープンソースソフトウェアを活用したサービス事業を展開するSpikeSource, Inc.(※2)とも資本提携を結ぶなど、積極的な事業拡大を図っております。
このたびのモンタビスタに対する出資もこうした取り組みの一環であり、NECは今後ともLinux、ならびにオープンソース領域における事業を幅広い分野で推進してまいります。
以上
(※1)本社:米国ニューヨーク市、CEO:Jerry Rosenthal
(※2)本社:米国カリフォルニア州レッドウッド、CEO:Kim Polese
*Linuxは、Linus Torvaldsの米国およびその他の国における登録商標または商標
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