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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2024'11.25.Mon
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2007'05.17.Thu

オリンパス、米ビゼン社と「近赤外蛍光イメージングシステム」のアジアでの独占販売契約を締結

オリンパス、米ビゼン社とアジアにおける独占販売契約を締結 

~「近赤外蛍光イメージングシステム」の販売地域を拡大~ 


 オリンパス株式会社(代表取締役社長:菊川 剛)は、VisEn Medical社(CEO:Kirtland G. Poss 以下ビゼン社/所在地:マサチューセッツ州 ウォバーン)の近赤外蛍光イメージングシステムのアジア地域(韓国、シンガポール、中国、台湾)における独占販売契約を締結しました。オリンパスは、既に日本における独占販売契約を締結し、2006年9月から本システムの装置・試薬を販売しており、今回の契約はその販売地域をバイオ産業への投資が盛んなアジア地域へ拡大するものです。2007年1月から韓国、シンガポールにて発売し、その後、中国、台湾へと順次、導入を予定しています。
 
< 独占販売契約を締結したビゼン社製品の概要 > 
 製品名:
  近赤外蛍光イメージングシステム 
  ・「蛍光分子トモグラフィー装置(FMT装置)」 
  ・「in vivo 近赤外蛍光試薬」 
 
 販売開始時期:
  2007年1月~ 

 販売地域:
  韓国、シンガポール、中国、台湾 


【 契約締結の背景 】 
 アジア各国ではバイオを次世代の成長産業と位置づけ集中的な投資が行われています。特に、韓国、シンガポール、中国、台湾は政府主導での事業育成が盛んで、オリンパスは日本で発売しているビゼン社の近赤外蛍光イメージングシステムをバイオ産業が盛んなアジア地域へ順次導入いたします。ビゼン社の近赤外蛍光イメージングシステム「蛍光分子トモグラフィー装置(Fluorescence Molecular Tomography装置:FMT装置)」と「in vivo 近赤外蛍光試薬」は、今日の最高水準の分子イメージングを実現するために開発されました。ビゼン社の製品とオリンパスの分子イメージング装置を組み合わせることで、近赤外試薬で細胞、組織から全身レベルまで、リアルタイムで分子活動を定量化することができ、これまでにない広範なin vivo分子イメージングデータの生成が可能となります。また、分子イメージングの応用範囲も大幅に広がり、腫瘍、炎症、心臓血管系疾患、骨疾患などの様々な疾病に関するデータの質を高めることにより、疾病研究の推進、新薬開発のスピードアップに貢献します。 
 
【 近赤外蛍光イメージングについて 】 
 光を用いた「分子イメージング」は大きく分けると、近赤外蛍光イメージング、蛍光タンパクを用いたイメージング、発光イメージングの3つの方法があります。その中でも、高性能で高感度な生体内イメージングが可能な近赤外蛍光イメージングは、疾病研究と薬剤開発において中心的な役割を果たしつつあります。病気の発症、進行、回復を含むすべての生命現象は、体内の既知の分子の連鎖によって生じており、先端の生命科学の研究分野では、生体内の細胞やタンパク質、分子の動態を画像化して解析する「in vivoイメージング」が盛んに行われています。これらの動態を解析することで、早期がんの発見、がん発生・転移メカニズムや抗がん剤の効きやすさなどを解明することができると考えられています。 
 
【 ビゼン社の装置と試薬のラインアップ 】 
 下記のFMT装置と近赤外蛍光試薬を合わせて使用することにより、腫瘍、炎症、心臓血管系疾患、骨疾患などさまざまな病状における、分子活動を含めた生体内の広範な生物学的現象を観察し定量化することができます。 
 
・蛍光分子トモグラフィー装置(FMT装置)  
 疾病のマウスモデルにおいて、高速で定量性に優れた高精度の3次元蛍光断層撮影を提供します。 

・in vivo近赤外蛍光試薬   
 血管形成、プロテアーゼ活性、血管透過性、炎症、細胞転移と追跡、骨再生など、病気にまつわるさまざまな生体内の分子活動に焦点をあて、生物学的な現象の画像化を可能にします。 
  
【 オリンパス製品との組み合わせについて 】 
 オリンパスは、分子イメージング装置として、小動物の全体像から細胞レベルまでを広い範囲で観察できる生体観察システム「OV100」、および小動物の体内を直接観察できるin vivoレーザ走査型顕微鏡「IV100」を開発し、一部のアジア市場にて販売しております。今回、ビゼン社とのアジアにおける独占販売契約締結によりビゼン社の製品とオリンパスの分子イメージング装置の組み合わせが可能となり、細胞、組織から全身に及ぶ生体内の観察とデータ生成に利用できる最先端蛍光テクノロジーをお客様にご提供できるようになります。 

【 VisEn Medical社の会社概要 】 
CEO : Kirtland G. Poss 
所在地 : マサチューセッツ州ウォバーン 
設 立 : 2000年 
社員数 : 約30名 
事業内容: ビゼン社は、マサチューセッツ・ゼネラル・ホスピタルとハーバード大学医学部で開発された最先端テクノロジーをもとに設立されました。Flagship VenturesおよびThe Bollard Groupなどの主要ベンチャー企業出資ファンドから資金提供を受け、以下の事業を行っています。 
 ・ 蛍光分子イメージング用のトモグラフィー装置と近赤外蛍光試薬などの開発・販売。 
 ・ 小動物イメージング用の製品販売と臨床用装置と試薬の開発。 
 ・ 腫瘍、骨成長、心臓血管系疾患、炎症などの疾病研究のソリューションの開発。 
URL : www.visenmedical.com

 
※当リリースに掲載されている製品名はビゼン社の商標または登録商標です。 
※本リリースに掲載されている社名、製品名、技術名は各社の商標または登録商標です。

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