ヤフー、「Yahoo!メール」に送信ドメイン認証技術「SPF」を導入
「Yahoo!メール」がフィッシング対策を強化
~ 送信ドメイン認証技術「SPF」を導入開始 ~
「Yahoo!メール」のアドレス http://mail.yahoo.co.jp/
Yahoo! JAPANを運営するヤフー株式会社(以下、Yahoo! JAPAN)は本日、月間利用ID数が1300万件を超える国内最大のメールサービス「Yahoo!メール」に、メール送信元のドメインを認証する技術「SPF(Sender Policy Framework)」を導入しました。
「Yahoo!メール」では、2005年7月より送信ドメイン認証技術「DomainKeys(ドメインキーズ)」を導入しています。今回、あわせて「SPF」を導入することで、個人情報を盗用するフィッシング詐欺や送信元をなりすました迷惑メールに、「Yahoo!メール」が悪用されることを防止する対策をさらに強化しました。
「SPF」はメール受信時に、送信元のメールアドレスのドメインが、送信側で設定している公開情報(SPFレコード)と一致するかどうかを認証する技術です。今回、「Yahoo!メール」では「SPFレコード」を公開することで、「Yahoo!メール」から送信されたメールが正しいサーバーから送られたものかどうかを認証できるようになりました。認証には受信サーバー側も「SPF」への対応が必要です。なお、「SPF」は大手プロバイダや携帯電話会社などで数多く導入されています。また、今回は「SPFレコード」の公開のみですが、今後、受信サーバーへの対応も予定しております。
「Yahoo!メール」ではこれからもセキュリティー機能を強化し、より便利で快適なサービスの提供に努めると同時に、「DomainKeys」や「SPF」といった送信ドメイン認証技術の標準化を推進していきます。
【Yahoo! JAPAN】 http://www.yahoo.co.jp/
ヤフー株式会社(市場名:東証1部、銘柄コード:4689、本社:東京都港区、設立年月日:1996年1月31日、代表取締役:井上雅博)が運営するYahoo! JAPANは、1か月あたり約4,489万人のユニークカスタマー数※と、1日12億4000万ページビューのアクセスを誇るインターネットの総合情報サイトで、検索、コンテンツ、コミュニティー、コマース、モバイルなど多くのサービスを提供しています。Yahoo!のグローバルウェブネットワークは、アメリカ合衆国、ラテンアメリカ、カナダ、ヨーロッパ、アジアなど世界25の国と地域で展開しています。
※2006年10月のNielsen//NetRatings「NetView AMS JP」における家庭からの視聴率88.3%、職場からの視聴率90.2%というデータをもとに、家庭、または職場からのインターネットユーザーを約5,075万人(NetRatings Japan「インターネット基礎調査」より)としてYahoo! JAPANのユニークカスタマー数を算出。
*Yahoo!とYahoo!のロゴマークは、米国ヤフーの登録商標または商標であり、ヤフー株式会社はこれらに関する権利を保有しています。文中の会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。