東邦レオ、低コスト型壁面緑化システム「ハイクライムデザインパネル」を発売
意匠性を兼ね備えた「低コスト型」壁面緑化工法を開発
-被覆までの空間デザインにも配慮した新機軸の壁面緑化を販売開始-
屋上緑化・壁面緑化資材の開発・販売を手掛ける東邦レオ(大阪市中央区 社長 橘俊夫 資本金 30,720万円)は、ローコストの登はん型壁面緑化に「意匠性」と「植物の生育環境」を兼ね備えた新型壁面緑化システム「ハイクライムデザインパネル」を開発し、12月18日より発売を開始いたします。
【 デザインマスクの着脱で多岐に渡る壁面緑化ニーズに対応 】
東邦レオでは、10年以上の研究と1ヘクタール以上の施工経験を踏まえ、竣工と同時に早期に緑量を確保する「高付加価値型壁面緑化」から、コストを重視した「ローコスト型壁面緑化」まで、建物の形状や目的、被覆までの時間、コストに合わせて選択が可能な「グリーンファサードシリーズ」を展開しています。
しかしローコストで壁面緑化が可能な「登はん型」では、植物を地植えするため、植物が繁茂するまでの間、単一的な下地材が主体となり、壁面のデザイン性が低くなってしまいます。また下地材が全面を覆うため、駐車場やガラス面の多いビルなど、採光が必要な施設には取り入れにくいことが難点でした。
そこで(1)ローコストで(2)被覆までの意匠性を確保し(3)陽射しや風を取り入れることも可能な壁面緑化工法として開発したのが「ハイクライムデザインパネル」です。
このパネルでは金網で凹凸を作ることによって、登はんの特性が異なる「吸着植物」「つる植物」の両タイプ共に壁面を登りやすくなるように設計されています。凹凸によって生まれた空間には、壁面にアクセントをつけ意匠性を高めるデザインマスクが装着可能。デザインマスクを設置しない場合は、採光の確保や背後からのメンテナンスも行えるなど壁面緑化の様々なニーズに対応します。
材料・工事共で1m2当り35,000円から(植物代含まず)。色は金網部分がオフホワイト・黒・ベージュの3色。デザインマスクはオフホワイトが標準で別途受注生産にも対応。グリーンファサードシリーズ全体で、3年後に1.5ヘクタールの施工(一部販売)を目指します。
今後も様々な顧客ニーズに対応すべく壁面緑化の設計・施工・管理までトータルに対応できる体制を充実させていきたい所存です。
( 壁面緑化専門サイト: http://www.greenwall.jp/ )