ヤマト・スタッフ・サプライ、旅客運転適性診断の認定業務を開始
“民間初”国土交通省認定旅客運転適性診断業務開始のお知らせ
ヤマトグループのヤマト・スタッフ・サプライ株式会社(本社:東京都港区・代表取締役社長 大谷友樹)は民間として全国初の旅客運転適性診断の認定を11月30日に取得し、平成19年1月13日より業務を開始いたしますのでお知らせいたします。
記
1.背 景
平成13年9月の法改正(貨物自動車運送事業輸送安全規則第10条第2項、および旅客自動車運送事業運輸規則第38条第2項)により、特定運転者(初任者・適齢者・事故惹起者)に対する特別な指導(適性診断等)が義務化されました。また運転適性診断実施機関としての認定取得が民間にも認められたことにより、ヤマト・スタッフ・サプライ株式会社(当時ヤマト運輸株式会社安全・教育事業本部)は平成16年2月に貨物運転適性診断の認定を取得いたしました。
その後2年半という期間にヤマトグループ内外に対して3万人を超すトラックドライバーへの診断を実施してまいりました。この実績が評価され、平成18年11月30日にタクシー・ハイヤー・バスのドライバーを対象とした旅客運転適性診断の認定を取得することができました。
2.サービス概要
国土交通省の認定基準に則った筆記、機械、危険感受、視力といった各種検査を組み合わせ、ドライバーの運転適性の傾向を診断します。義務診断は検査後に診断員との面談(初任、適齢は集団、特定Iは個別)を行います。診断にかかる時間は義務診断で2時間半から3時間、一般診断(任意)で約2時間です。365日の営業体制がお客様に評価され、特に土日の実施についてはご好評いただいております。
〔診断の種別ごとの対象者〕
(1)初任診断(義務):自動車運送事業者が運転者として新たに雇い入れたもの
(2)適齢診断(義務):65歳以上の運転者
(3)特定診断I(義務):死者または重傷者を生じた交通事故を引き起こし、かつ、当該事故前の1年間に交通事故を引き起こしたことがない運転者および軽傷者を生じた交通事故を引き起こし、かつ、当該事故前の3年間に交通事故を引き起こした運転者
(4)一般診断(任意):すべての運転者・・・3年毎の受診が推奨されています
(5)個別診断(任意):すべての運転者・・・特に事故発生者(特定Iに該当しない事故)に対する診断として効果があります。
3.ヤマト・スタッフ・サプライの運転適性診断の特徴
(1)365日営業:土日祝日休まず実施しております。
(2)1日3回実施:時間選択の幅があります(9:00~、13:00~、16:00~)
(3)各種検査終了後、受診者全員に診断票をお渡しし、当日中に管理部署宛に診断票をクロネコメール便にて発送します。
(4)危険感受性検査において、タクシー・ハイヤー、バス、トラックとそれぞれの車種に合わせた画像を使用しております。
(5)義務診断(初任、適齢、特定I)および個別診断においては、診断結果を基に産業カウンセラー資格を有する診断員が面談を行います。カウンセリングマインドを活用することにより、ドライバー自身が日常の運転態度や行動を振り返ります。それにより、プロドライバーとしての安全意識を高め、自発的な安全行動につなげます。
※その他、診断結果を活用したドライバー、運行管理者向けの安全教育研修をはじめとして、10月1日に施行された運輸安全マネジメントに関する独自のプログラムを展開しております。また、運輸事業を営む上で必要な資格試験対策、および資格取得のための講座も開講しております。
【例】運行管理者資格試験対策講座(貨物のみ)、衛生管理者資格試験対策講座
4.料 金
(1)初任診断 4,600円
(2)適齢診断 4,600円
(3)特定診断I 8,800円
(4)一般診断 2,200円
(5)個別診断 8,000円
5.業務開始日
平成19年1月13日(土)※予約受付は12月12日(火)より開始します
6.場 所
東京都港区港南2-13-26ヤマト・スタッフ・サプライ株式会社東京研修センター
以 上
【 問合せ先 】
一般のお客様
ヤマト・スタッフ・サプライ(株) 事業戦略室 03-5783-3073