横浜ゴム、ミニバン専用タイヤ「DNA GRAND map」を発売
ワンランク上のミニバン専用タイヤ「DNA GRAND map」新発売
大型ミニバンに静かさと安定感を
横浜ゴム(株)(社長:南雲忠信)は、大型ミニバン向けにコンフォート性能を大幅に向上させた「DNA GRAND map(ディーエヌエー・グランドマップ)」を2007年2月から順次発売する。発売サイズは215/60R16 95H~225/45R19 96Wの全12サイズで、価格はオープンプライス。
近年、人気のある大型ミニバンのユーザーは、ロングライフ性を求める中・小型ミニバンユーザーに対し、高速安定性や静粛性を重視する傾向にある。新商品の「DNA GRAND map」は、そうしたユーザーニーズに応えるため、コンパウンド、パターン、構造など全てを新規に開発した商品。コンパウンドには、ポリマー(ゴム)とシリカを直接結合して配合した「グランドマップ専用ナノパワーゴム」を採用。これまでの「DNA」シリーズに採用していた「合体ゴム」の優れたウェット性能と省燃費性能をさらに進化させた。トレッドパターンには「パワーセンターリブ」、「グランドサイレントショルダー」、「パワーインサイドショルダー」など数々の新技術を投入した専用非対称パターンを採用。確かな操縦安定性を確保しつつ、タイヤの内側、外側両方の偏摩耗抑制とさらなる静粛性の向上を実現した。また、タイヤ剛性に寄与するフィラーをより縦長にした「高剛性ハイフィラー(※)」を採用することで、コーナリング時のねじり剛性を強化し、走行安定性を高めている。
(※)コーナリング時のふらつきが起こりやすい17インチ以下のサイズのみ採用。
当社は現在、ミニバン向けタイヤとして純正サイズ交換用の「DNA map ES340」とインチアップ用「DNA map-i」を販売しているが、今回「DNA GRAND map」を発売することで、より幅広いユーザーニーズに応えるラインナップが完成した。