コニカミノルタ、デジタル複合機がドイツの環境保護マークの認証を取得
コニカミノルタのデジタル複合機「bizhub 420」
ドイツの環境保護マーク「ブルーエンジェルマーク」の2007年からの新認定基準の認証を“世界初取得”
コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社(社長:木谷彰男)では、デジタル複合機「bizhub 420」が、2007年1月から認定基準が大幅に厳しくなるドイツの環境保護マーク「ブルーエンジェルマーク」の認証を、新設の「オフィス機器」※分野において、世界で初めて取得いたしました。
※電子写真方式およびインクジェット方式の事務所用のプリンタ、複写機、複合機(多機能複写機)が対象
「bizhub 420」は、コニカミノルタならではの信頼性をさらに高めつつ、セキュリティ機能や、ユニバーサルデザインで定評があるのと同時に、環境配慮を推し進め、有害物質不含有化の実現(欧州RoHS指令遵守)はもとより、省エネルギー化の追及により、国内外の環境規格に適合した複合機です。国内では、環境負荷の少ない複写機としてエコマークの認証を取得しているうえ、グリーン購入法の規格もクリアしております。また、国際エネルギースタープログラムの基準にも適合しております。
今回新たに取得したブルーエンジェルマークは、ドイツにおいて世界に先駆けて環境問題の解決を図ると同時に、環境保全型商品の開発や販売を促進する目的で、1978年に導入されたマーク制度です。審査基準は対象商品毎に異なり、約3年毎に改定されます。
2007年1月からは、プリンタ・複写機・複合機の審査基準が「オフィス機器」として統合され、且つ現行より、さらに基準が強化され、「資源保護、有害物質削減はもとより、使用時のエネルギー消費の低減、いわゆる待機時の電力消費が少ない機器」が要求基準となっております。
また、長寿命、リサイクル設計、使用済みの製品とコンポーネントの再利用および活用が求められているうえ、騒音基準も強化されております。大気放出については、従来のTVOC(トータル揮発性有機化合物)やオゾンについても基準が強化され、ハードルが一層高くなっております。オゾン濃度の場合は、従来基準の25%低減という厳しい基準となっております。
コニカミノルタでは、1992年1月に複写機分野において、世界で初めてブルーエンジェルマークの認証を受けて以来、改定毎に基準をクリアし、環境に配慮した製品開発に積極的に取り組んでまいりました。現在では、全オフィス向け複写機・複合機が現行基準に適合しております。現在の戦略商品と位置づけているデジタル複合機の多くは、今回新設された「オフィス機器」に分類されますので、その他の機種についても順次この新基準での認証を取得していく予定です。
コニカミノルタは、環境への配慮を経営の最重要方針と位置づけ、今後とも各国の環境保護認定制度への対応は言うまでもなく、企業の社会的責任として、これからも地球規模での環境保全に努めてまいります。
【 関連リンク 】
bizhub 420 製品ページ
http://konicaminolta.jp/products/business/copiers/bw/bizhub_420/index.html