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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2024'11.24.Sun
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2007'06.20.Wed

STマイクロ、セキュリティ機能強化に対応した低コストSTB用チップを発表

STマイクロエレクトロニクスは、
最新セキュリティ仕様をサポートする低コストSTB用チップを発表


 セット・トップ・ボックス(STB)向けシリコン・チップの世界最大手であるSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、STBソリューションOMEGAファミリの標準精細テレビ向けの新しいMPEGデコーダSTi5107を発表しました。新しいデバイスを使うことにより、メーカーは全体の部品コストを削減し、ボード設計およびアセンブリを簡易化すると同時にセキュリティ機能を強化することができます。

 STi5107はSTB市場の要求に対応するため、低価格商品からMHP(マルチメディア・ホーム・プラットフォーム)アプリケーションにわたるシングル・デバイス統合プラットフォームを提供します。これらの製品は衛星、ケーブル放送、地上波のプラグイン・テレビ・モジュールにも対応します。

 現在STは、大規模な先進セキュリティSTB市場をSTi5517およびSTi5100といった製品でサポートしています。これらの製品は、世界中の先進セキュリティSTBに数多く採用されています。新しいチップは、ST独自のSTAPIドライバによるサポートとリファレンスソフトウェアで、これらの現行品およびその他の従来のOMEGAデバイスをベースにした設計からスムーズに移行することができます。STAPIはSTが完全にサポートし文書化されたプログラミング・インタフェースです。アプリケーションを構築する安定した基盤として開発され、製品ファミリを超えてソフトウェアを簡単に移植できます。新しい設計は、STの業界最高レベルの開発ツールキットおよび幅広いサード・パーティの製品により強力にサポートされます。

 すべての主要なコンディショナル・アクセス(CA)サプライヤが要求する先進セキュリティ機能をこのデコーダはサポートします。内蔵されている32-bit RISC CPUのST20はSTB市場で最も広く使用されているCPUですが、200MHzクロック・スピードにより高度なアプリケーション向けに高性能を実現し、主要なSTBミドルウェアと完全な互換性を持っています。

 STのホーム・ビデオ部門ジェネラルマネージャMonica De Virgiliisはコメントしています。「STi5107は、一般消費者市場向けSTBの先進セキュリティに新しい業界標準を設定し、OMEGAファミリをさらに強化しています。メーカーに対してはさらなるコスト削減を視聴者に対しては低コスト製品においても期待されている高度な機能を提供します」。

 CPUによるオン・スクリーン表示(OSD)オーバーヘッドを排除し、またTV視聴者の体感に大きな影響を与える2Dグラフィック・エンジンの搭載により、全体的な性能はさらに向上しています。このグラフィック・サブシステムは、ハードウェアに素早くビットマップ画像を提供する高度なblitterベースディスプレイ機能でサポートされています。新しく追加された機能により、チップを従来の代替のみならず、より高度なプラットフォームにまで使用することができるようになります。チップの機能にはDVB(Digital Video Broadcasting)のデスクランブラや、取り外し可能なセキュリティ・モジュールにリンクするための低コストDVB-CI(Common Interface)、シングル・チューナDVR(Digital Video Recorder)のタイム・シフト・サポートなどが含まれます。
 他のOMEGAデバイスと同様、STi5107には、伝送デマルチプレクス・ブロック、ST20 32bit CPU、オーディオ/ビデオMPEG-2デコーダ、デジタル・ビデオ・エンコーダ、先進セキュリティ機能、および高度な画像表示・グラフィックス機能が統合されています。トランスポート・デマルチプレクス・ブロックのDVBデスクランブラとMacrovisionのコピー保護機能により、コスト効率のよい有料TVサービスで利用することも可能になっています。

 STi5107は、STの最先端技術により低消費電力で構築され、LQFP216およびPBGA324パッケージで提供されます。サンプルは現在出荷中で、量産は2007年第1四半期に開始する予定です。


STマイクロエレクトロニクスについて
 STマイクロエレクトロニクスは、多種多様な電子機器向けに半導体製品やソリューションを開発・提供する世界的な総合半導体メーカーです。STは、他社の追随を許さない高度なシリコン技術とシステムノウハウを擁しており、幅広いIP(Intellectual Property)ポートフォリオ、戦略的パートナーシップ、大規模な製造力との組合わせにより、SoC(システム-オン-チップ)技術に関し世界的リーダーとしての地位を確立しています。またSTの半導体製品は、市場における技術やシステムのコンバージェンス化を促進するために重要な役目を果たしています。STは、ニューヨーク証券取引所(NYSE:STM)、パリ証券取引所(Euronext Paris)とミラノ証券取引所に上場されています。
 2005年の売上は88.8億ドルで、純利益は2億6600万ドルでした。
 さらに詳しい情報はSTのホームページをご覧ください。
 ST日本法人: http://www.st-japan.co.jp
 STグループ(英語): http://www.st.com


◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6018 東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟18階
STマイクロエレクトロニクス(株)
Consumer & Communication本部 TV & STB製品部
TEL: 03-5783-8340 FAX: 03-5783-8216

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