日本板硝子、英ピルキントンの事業と一体化など4月からのグローバル運営体制を発表
新年度からのグローバル運営体制について
当社における、本年4月以降のグローバル運営体制について、以下の通りお知らせします。
1.目 的
当社とピルキントン社との統合の成果を最大限に創出し、かつスムースなグローバル運営を図るため。
2.概 要
(1)両社の板ガラス事業部門(建築用ガラス分野と自動車用ガラス分野)を組織的に一体化させる。
(2)グローバルな本社部門をおき、両社のグループ本社として機能させる。
3.実施日
2007年4月1日予定
4.実施詳細
(1)「グローバル板ガラス事業部門(Global Flat Glass Business)」を新設する。
1)当社の硝子建材事業と輸送機材事業を、ピルキントン社のそれぞれの事業部門と指揮命令上一体化させ、連結経営の強化をはかる。
2)「グローバル板ガラス事業ボード(Global Flat Glass Board)」を置き、当社役員3名とピルキントン役員3名で構成。議長は藤本勝司(当社社長)が務める。
3)同事業部門の執行責任者には、スチュアート・チェンバース(現・ピルキントン社 社長)が就任予定。
4)同事業部門内の建築用ガラス分野の長は、スチュアート・チェンバースが兼務で就任予定。
5)同事業部門内の自動車用ガラス分野の長は、パット・ジート(現・ピルキントン社 取締役兼自動車用ガラス分野代表)が就任予定。
(2)「機能性ガラス材料事業部門(Specialty Glass Material Business)」を新設し、現在の情報電子事業と硝子繊維事業を統括する。
(3)「グループ本社部門(Global Headquarters)」を新設し、グループ本社機構としての役割を所管する。