日本オラクル、KONAMIの会員情報用データベースに「Oracle On Demand」を提供
KONAMI「e-AMUSEMENTシステム」の
会員情報用データベースの一部運用管理で「Oracle On Demand」採用
24時間×365日の運用管理サービスで
数百万もの会員情報を抱えるシステムの安定稼動を実現
日本オラクル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:新宅正明、以下 日本オラクル)は、株式会社コナミデジタルエンタテインメント(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中 富美明、以下 KONAMI)が提供するアーケード用ネットワークシステム「e-AMUSEMENTシステム」の会員情報用データベースの一部として採用された、「Oracle Database 10g」と「Oracle Real Application Clusters 10g」の運用管理に「Oracle On Demand(オラクル・オンデマンド)」が採用されたと発表しました。
KONAMIの「e-AMUSEMENTシステム」は、アミューズメントセンターに設置された業務用ゲーム機をネットワークで結び、プレイヤーはネットワークを通じて遠隔地にいる他のプレイヤーと対戦できます。また、プレイヤーはe-AMUSEMENT PASS(ICカード)を利用し対戦を重ねて行くことで段位の取得や、全国ランキングへの参加が可能です。日本オラクルは、2006年5月にKONAMIの「e-AMUSEMENTシステム」におけるプレイヤーの戦績情報やランキング処理を行うシステムの一部として「Oracle Database 10g」と「Oracle Real Application Clusters 10g」を導入いたしました。これにより、システムの可用性と性能の向上ならびに運用負荷の軽減が実現できました。
さらに、日本オラクルはKONAMIのe-AMUSEMENTシステムの一部に対して、2006年12月に、専門エンジニアが24時間×365日運用管理を提供するサービス、「Oracle On Demand」を導入、2007年2月15日より稼動開始しています。加えて、「Oracle On Demand」を導入することで、データベースのパッチ適用や突発的なトラブル対処などにかかる運用管理コストも削減しました。さらに、「Oracle On Demand」では、顧客担当のサービス責任者であるサービス・デリバリ・マネージャが運用管理に関する詳細な報告をKONAMIに提供するため、KONAMIは不透明化しがちなアウトソーシング部分を可視化して、運用管理のノウハウを蓄積することもできます。
◆「Oracle Database 10g」について
「Oracle Database 10g」は小規模サーバーから最大規模のSMPサーバー、クラスタからグリッド・コンピューティングまで、あらゆる環境において効率的に実装できるように設計されています。自動化されたチューニング・管理機能により、作業の効率化とコスト削減を可能にします。ビジネス上の情報からOLAP、XML文書、空間・ 位置情報まで、全ての既存データをネイティブで管理し、オンライン・トランザクション処理、ビジネス・インテリジェンス、データウェアハウス、コンテンツ管理アプリケーションなどでの活用を支援します。
◆「Oracle On Demand」について
「Oracle On Demand」は、オラクル製品のエキスパートであるオラクルのエンジニアがオラクル・ソフトウェア製品の運用・管理をオンラインでおこなうサービスです。開発ベンダーとして製品を知り尽くしているオラクル専門技術者が、お客様のシステムを24時間365日、遠隔地から監視し、障害の未然防止、ライフサイクルサポートを提供します。本サービスにより、ユーザー企業の運用・管理コストを削減し、より戦略的なIT投資への移行を支援します。
● 日本オラクルについて
日本オラクル株式会社は、米国オラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。国内を拠点とした情報システム構築のためのソフトウェア製品、ソリューション、コンサルティング、サポートサービス、教育の事業を展開しています。1999年2月5日に店頭市場へ株式公開、2000年4月28日に東証一部上場。従業員数1,602名(2006年11月末現在)。
* Oracleは、米国オラクル・コーポレーション及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。その他のブランドまたは製品は、それぞれを保有する各社の商標または登録商標です。