大手町開発など10社、「大手町一丁目地区第一種市街地再開発事業」で新築工事に着工
大手町一丁目地区第一種市街地再開発事業 新築工事着工のお知らせ
千代田区大手町一丁目において有限会社大手町開発が施行を進めている「大手町一丁目地区第一種市街地再開発事業」につきましては、2007年3月22日に権利変換計画が認可され、4月1日、新築工事に着工致しますのでお知らせいたします。
本事業は、大手町地区連鎖型再開発事業の先導的プロジェクトとして、旧大手町合同庁舎1,2号館跡地に、事務所、国際カンファレンスセンター、店舗等の複合施設を建設するもので、地権者として、全国農業協同組合中央会、全国農業協同組合連合会、農林中央金庫、社団法人日本経済団体連合会及び株式会社日本経済新聞社の5者が参画、また、地権者により選定された三菱地所株式会社、NTT都市開発株式会社、東京建物株式会社及び株式会社サンケイビルの4者が事業パートナーとして有限会社大手町開発より施行業務の一部を受託するとともに、保留床の一部を取得するものです。
○建築計画の概要
所在 東京都千代田区大手町一丁目3-1,3-2
用途 事務所・国際カンファレンスセンター・店舗・駐車場等
敷地面積 約13,400m2
延床面積 約236,000m2
階数 地上37階 地下4階 塔屋2階
高層部が以下3棟からなる区分所有建物
A棟 地上31階(高さ約155m)
主な区分所有者:株式会社日本経済新聞社
B棟 地上37階(高さ約180m)
主な区分所有者:全国農業協同組合中央会、全国農業協同組合連合会、農林中央金庫、事業パートナー
C棟 地上23階(高さ約122m)
主な区分所有者:社団法人日本経済団体連合会、事業パートナー
設計監理 株式会社日建設計、株式会社三菱地所設計他
施工会社 清水建設株式会社、鹿島建設株式会社
着工 2007年4月1日
竣工 2009年3月末日(予定)
○大手町一丁目地区第一種市街地再開発事業の整備内容
1.都市基盤の再構築
・日本橋川沿いの歩行者専用道としての空間整備
・地上地下の歩行者ネットワークの構築
2.国際交流機能の構築
・国際カンファレンスセンター機能の整備
・それに伴う情報交流発信機能の強化
3.連鎖型再開発の先導
・連鎖型再開発における先導プロジェクトの実現
・情報通信共同溝や地域変電所等の地域インフラ施設の整備
4.環境への貢献
・エネルギー消費の合理化、排熱抑制
・地表面の熱環境の集中改善
5.周辺地区との連携
・地区特性をふまえた地域との連携
尚、新築工事着手にあたり下記の通り起工式を執り行います。
日時 神事 2007年4月11日(水) 10:00~10:50
披露 2007年4月11日(水) 11:15~12:15
場所 神事 大手町一丁目地区第一種市街地再開発事業新築工事現場内
(東京都千代田区大手町一丁目3-1,3-2)
披露 経団連会館12階ダイアモンド・ルーム
(東京都千代田区大手町一丁目9-4)
(参考)
・有限会社大手町開発
大手町地区連鎖型再開発の種地の保有と本市街地再開発事業の施行を目的に、地区内地権者の出資により設立された特別目的会社。
・大手町地区連鎖型再開発事業
2003年1月都市再生本部において決定された「都市再生プロジェクト(第5次決定)」に基づくもので、大手町合同庁舎1,2号館跡地の活用により段階的かつ連続的な建て替えを推進し、にぎわいのある国際的なビジネス拠点としての大手町地区の再生を目指すもの。