NRIセキュア、Webアプリケーション・ファイアウォールの管理サービスを提供
Webアプリケーション・ファイアウォール(WAF)の
管理サービスを開始
~Webサイトを狙った個人情報の不正入手などの攻撃に対応~
NRIセキュアテクノロジーズ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:増谷 洋、以下「NRIセキュア」)は、Webアプリケーションの脆弱性をついた攻撃を検知・防御するための「Webアプリケーション・ファイアウォール(WAF)管理サービス」を、本日より、提供開始します。
近年、個人情報の不正入手などを目的に、SQLインジェクション、クロスサイトスクリプティングといったWebアプリケーションに対する悪質な攻撃が多発し、その手口も高度化しています。このような攻撃は、ネットワークレベルでアクセスを制御する通常のファイアウォールでは防げないため、WAFが有効な手段として注目されています。WAFは、Webアプリケーションに特化して防御するため、外部からの不正侵入や高度な攻撃に柔軟かつ迅速に対応することができます。
このため、NRIセキュアでは、多くのお客様にファイアウォールやIDSの管理サービスを提供しているインターネット接続総合管理「ファイアウォールネットワークセンター(FNC)」のシリーズに、新メニューとして「WAF管理サービス」を加えました。
「WAF管理サービス」では、WAF構築やハードウェアとソフトウェアの保守だけでなく、機器の提供から、初期コンサルティング、導入後の機器監視、障害対応、設定変更までの一貫したサービスが含まれています。また、NRIセキュアのデータセンターでの管理、およびサービス利用企業のデータセンターでのリモート管理が可能です。
さらに、通常の導入メニューに加え、セキュリティ上の問題が突然発覚したお客様に対して、1週間程度で導入が可能な「緊急導入サービス」の提供も予定しています。
「WAF管理サービス」の価格は、最小構成(基本サービスシングル構成)で初期100万円、月額50万円からとなります。NRIセキュアでは、2007年中に、数十件の新規導入を見込んでいます。