三菱地所、「新丸の内ビルディング」の建物概要など発表
「新丸の内ビルディング」竣工
~満室でオープン~
4月19日(木)、千代田区丸の内一丁目において開発を進めてきた「新丸の内ビルディング」が竣工致しますので、お知らせします。
オフィスゾーンは、「日興シティグループ証券株式会社」、「株式会社インクス」、「モリソン・フォースター外国法事務弁護士事務所」、「三菱UFJリース株式会社」などが入居し、竣工時満室で稼動致します。
地下1階から地上7階までの商業ゾーンは、「素敵な時間」をコンセプトに153店舗が集積。グランドオープンは4月27日(金)です。
また2007年秋には「ザ・ペニンシュラ東京」が開業する予定で、これにより当社が1998年から推進してきた丸の内再構築第1ステージが完了します。
【 建物概要 】
所在地:東京都千代田区丸の内一丁目5番1号
敷地面積:約10,000m2
延床面積:約195,000m2
容積率 :1760%
容積対象床面積:約176,000m2
階数・高さ:地下4階・地上38階・塔屋1階 約198m
構 造:地下:SRC造、地上:S造
主要用途:事務所、店舗、駐車場
設計監理:株式会社三菱地所設計
コンセプトデザイン:ホプキンス・アーキテクツ(マイケル・ホプキンス卿)
施 工:建築/株式会社竹中工務店
(主要工事)電気/東光電気工事株式会社
空調/三機工業株式会社
衛生/株式会社西原衛生工業所
昇降機/三菱電機株式会社
工 期:2005年3月~2007年4月(25.5カ月)
【 新丸の内ビルディングの特徴 】
〔基本的な考え方〕
・快適且つ高規格なオフィス環境を備えた国際ビジネスセンターの拠点として、業務機能の質的高度化を図っています。
・多様な機能の導入・集積により、先行する丸ビル、丸の内オアゾとあわせて、丸の内拠点としての連続性及び東京駅前における回遊性を形成します。
・コンセプトデザイナーに英国人建築家マイケル・ホプキンス卿を起用し、当地区の歴史性と周辺環境との調和に配慮しながらも新しい感性を取り入れています。
また丸ビルとともに、東京の表玄関に相応しいゲート性を備えた象徴的かつ風格のある都市景観を形成します。
・10階から37階を占めるオフィスゾーンは、天井高2.85m+OAフロア15cm、有効面積約3,000m2の大規模空間を確保し、快適な執務空間を提供しています。
・事業初期段階の企業を支援する拠点(日本創生ビレッジ)や、オフィステナントの多様な交流活動を支援し知的創造性を高める為の、快適な空間(貸会議室、ラウンジ、ジム、シャワー、リラクゼーションスペースなど)を設けています。
・地下1階から地上7階の商業ゾーン(4月27日(金)グランドオープン)は、物販113店舗・飲食40店舗、計153店舗で構成されます。新丸ビルの誕生で、丸ビルとの相乗効果とともに、丸の内仲通りを軸としたエリアの賑わいと回遊性が高まります。
・省エネ対策(屋上緑化・太陽光パネル・ドライミストの採用)や環境戦略拠点「エコッツェリア」の設置等、様々な視点から環境共生に取り組んでいます。
・新丸ビルの新築工事にあわせ、旧丸の内駐車場地下1階の歩行者専用通路への改修により、隣接建物・公共交通機関との歩行者ネットワークが構築されます。地下2階の駐車場は、丸ビル・新丸ビルの駐車場と結ばれます。
・東京都と共に東京駅前地下広場(千代田歩行者専用道第5号線)の整備を行ったことにより、ターミナルにおける地下空間が形成され、エリア全体の利便性が向上します。
以 上
※<主なオフィステナント一覧>と新丸の内ビルディング外観は
添付資料を参照