電通総研、2007年~2011年のインターネット広告費に関する試算を発表
電通総研 2007年~2011年のインターネット広告費に関する試算を発表
-「2011年には7,500億円を超える規模に拡大」-
株式会社電通総研(和田 仁 社長)は、2007年から2011年までのインターネット広告費(全体と分野別)の試算結果を発表した。
試算の結果、2011年にはインターネット広告費全体で7,558億円、その内訳として固定ネット広告費(バナー広告、ストリーミング広告、Eメール広告等)が4,009億円、モバイル広告が1,284億円、検索連動広告が2,265億円となった。
1.インターネット広告費全体の見通し
◆インターネット広告費は、2011年に7,558億円、5年間で2倍以上に拡大
電通『日本の広告費』によれば、インターネット広告費は2005年に2,808億円(前年比154.8%)、2006年に3,630億円(前年比129.3%)を記録し、伸長を持続している。
今回の試算結果では、2011年のインターネット広告費は7,558億円に達し、2007年から2011年までの5年間に、規模は2006年の2倍以上に拡大する(2.08倍)。5年間の平均年間成長率は15.8%、平均成長金額は786億円を予想する。
2007年のインターネット広告費は4,534億円、成長率は24.9%、成長金額は904億円を見込む。2008年以降、成長率は次第に落ち着き、2011年に9.6%となり一桁成長時代を迎える。
分野別にみると、2011年までの5年間に、固定ネット広告は最大の成長金額(1,699億円)、モバイル広告は最大の成長率(3.3倍)、また検索連動広告は最大のシェアの伸長を示し、インターネット広告費の拡大にそれぞれ寄与する。(詳細は次頁以下の通り)。
■インターネット広告費予想結果(2007年~2011年)
※ 関連資料参照
2.分野別の広告費試算結果
※ 関連資料参照