日商エレクトロニクス、マイクロソフトNAP対応のLANShieldスイッチを提供
日商エレ、マイクロソフトNAP対応の
コンセントリー社製LANShieldスイッチをリリース
日商エレクトロニクス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:辻孝夫、東証一部9865、以下日商エレ)は、コンセントリーネットワークス社製LANシールドスイッチ「LANShieldシリーズ」とマイクロソフトNAP(ネットワークアクセス保護)との相互連携検証を実施いたしました。これにより、日商エレは注目を浴びつつある(*)NACソリューションを拡充いたします。
NAC技術は、端末に対するネットワークへのアクセスを単純に制御するものから、ユーザの正当性、端末の健全性(検疫)をチェック(Pre-Admission)した上で、ユーザ毎のセキュリティポリシーに基づいた、資源へのアクセス/アプリケーション制御およびLAN接続後のセキュリティ対策(Post-Admission)まで行うものへと発展してきています。
「LANShieldスイッチCS4048Xシリーズ」は、IEEE802.1x認証機能対応スイッチとは異なり、ネットワークへの接続可否をユーザ認証するだけでなく、ネットワーク接続後のユーザの振舞いをL7レベルで可視化し、アイデンティティベースのアクセスコントロール、利用アプリケーションのコントロール、さらにはゼロデイ・アタックに対応したマルウェア拡散防止などエンタープライズLANには欠かせないセキュリティ機能を統合的してシングルプラットフォームで提供します。
マイクロソフトNAPは、Windows VistaおよびWindows Server "Longhorn"に搭載されるポリシー制御技術です。クライアントPCのセキュリティレベル(例えば、OSとウイルス対策の更新ポリシー)を設定することにより、ネットワーク接続ポリシーに準拠していることを証明した上でLAN接続を許可します。
両社製品を相互連携することにより、ユーザがLAN接続する前(Pre-Admission)と接続後(Post-Admission)のコントロールを実現し、かつてない強力なNACソリューションによってセキュアなLAN環境を提供します。
1.LANShieldシリーズは、NAPアーキテクチャにより収集された端末の健全性の状態を自動的に学習し、アイデンティティベースのアクセスポリシーをダイナミックに適用します。
2.LANShieldシリーズはNAPでカバーできない非Windows端末や、プリンターIP電話、そしてゲストユーザなど未管理端末へのアクセスコントロールを実現します。
3.ユーザ企業は、LANShieldシリーズを利用することによって、将来的にNAPと相互連携するネットワークベースのNACプロジェクトに着手することができます。
*NAC(Network Access Control)=悪意を持って侵入を試みるユーザやゲスト、企業のセキュリティポリシーを遵守していないコンピュータ、ウィルスに感染したコンピュータなどからのネットワークへのアクセスを阻止し、組織を保護する仕組み
■LANShieldシリーズの価格
型番 製品名 標準価格
ConSentry LAN Shield Switch CS4048X ¥2,980,000~(税別)
ConSentry LAN Shield Switch CS4048X PoE ¥3,480,000~(税別)
なお、日商エレは、4月25日~26日にザ・プリンスパークタワー東京(芝公園)で開催される情報セキュリティカンファレンス「RSA Conference 2007」のマイクロソフトパビリオンブースおよび当社ブースにおきまして、初のお披露目となるLANShieldシリーズとマイクロソフトNAPとの相互連携デモンストレーションを実演します。
※事前登録の場合は無料でご入場いただけます。
RSA Conference 2007 公式サイト http://www.cmptech.jp/rsaconference/
以上