石播、7月に機械事業のグループ子会社を3社に再編し基盤強化
産業機械製造拠点の統合ならびに
車両用過給機事業・回転機械事業の組織再編についてのお知らせ
石川島播磨重工業株式会社(IHI)は,機械事業のグループ子会社5社を,本年7月1日付で,3社に再編し,機械事業の基盤強化を図ることとしました。再編の対象となるのは,株式会社石川島岩国製作所,石川島産業機械株式会社,石川島汎用機械株式会社,石川島汎用機サービス株式会社および石川島風水力サービス株式会社の5社です。
具体的には,以下3つの事業内容の会社に集約します。
1.(株)石川島岩国製作所(略称IS)と石川島産業機械(株)(略称IIM)を合併・統合する。
事業内容:工業炉,製紙パルプ機械,カレンダーおよび成型機械等を主に製造。
2.石川島汎用機械(株)(略称IHK)から圧縮機をはじめとする回転機械事業を分割する。
事業内容:車両用過給機を専門に製造。
3.石川島汎用機サービス(株)(略称IHS)と石川島風水力サービス(株)(略称ICP)を合併し、IHKから分割した回転機械事業を統合する。
事業内容:圧縮機をはじめとする回転機械の製造・保守サービス。
IHIは、昨年11月に関係会社を含めた経営方針「グループ経営方針2007」を策定しました。企業グループとして、IHIの事業部門と関係会社にわたる一貫した事業戦略のもと、事業構造・製品構成の改革を実行することにより、質・量・スピードのバランスの取れた成長を図り、収益性を高めていきます。
今回の関係会社の再編は、その一環であり、関係会社の類似した事業を統合するほか、車両用過給機においては、成長する市場に対応すべく専門の製造会社にすることで顧客ニーズへの柔軟な対応と生産力の強化を図ります。
なお,再編後の新会社3社の名称や資本金など詳細は,今後協議の上,決定します。
<グループ子会社の概要>(売上高、従業員数は平成18年3月期)
※添付資料を参照
以 上