IRIユビテック、Web2.0ソリューション事業を展開開始
IRIユビテックがWeb2.0ソリューション事業展開を開始
~SBIホールディングスが「イートレ長者村」に採用~
ユビキタスプラットフォーム事業の創生を目指す株式会社IRIユビテック(本社:東京都新宿区西新宿、代表取締役社長:荻野司、以下「ユビテック」)は、これまで蓄積してきたWeb2.0テクノロジーを活用したWeb2.0ソリューション事業を開始することと致しました。
この度、その第一弾として、平成19年4月12日に提供開始されたSBIホールディングス株式会社(本社:東京都港区六本木、代表者:北尾吉孝)が管理・運営する、SBIイー・トレード証券株式会社(本社:東京都港区六本木、代表者:井土太良)の顧客向けコミュニティサイト「イートレ長者村( https://www.sbi-com.jp/ )*1」のシステム開発を受託致しました。
ユビテックによるWeb2.0ソリューション事業は、Web2.0型サイトの企画・設計、構築・運用を行うワンストップでソリューション提供できることが特長です。
●サイトの企画・設計
お客様の課題やご要望のヒアリングによるサイトの企画立案を行い、マッシュアップ*2するコンテンツやWebアプリケーションの選定を含めてサイトを設計致します。
●サイトの構築・運用
アプリケーションのカスタマイズや追加開発を行い、Web2.0型サイトを構築します。必要に応じて運用開始後の運営や保守・監視を代行して行います。
現在、ユビテックのWeb2.0ソリューションは2つの柱から成り立っています。
●目的特化型SNS*3
目的特化型SNSとは、ある特定の目的に特化したコミュニティを形成するためのSNSです。つまり、インターネットの仮想的な閉域コミュニティとして発展したSNSを、現実のコミュニティ(学生や社員、顧客、会員など)の情報共有やコミュニケーションのツールとしてご利用いただくものです。「コミュニティの活性化」と「参加者のセキュリティ」を両立する独自のノウハウを活用したソリューションとして、企業や教育機関、公共団体などに展開致します。
●空間情報システム
独自開発の空間情報ゲートウェイ「Spatial Gateway」を活用し、空間に存在するデータを地図上に可視化するソリューションです。つまり、インターネット上に存在する多くのコンテンツ(気象情報、企業情報、統計情報など)を地図や位置情報といった空間情報に結び付け、自在にマッシュアップするものです。従来、高価であったカスタム開発の地図情報システム(GIS)を「Spatial Gateway」の活用により低廉化し、ロングテール市場の開拓を行います。
今般、目的特化型SNSをご採用いただいた「イートレ長者村」プロジェクト責任者である SBIホールディングス(株) 取締役 執行役員常務 城戸 博雅氏のコメント;
「SBIイー・トレード証券のお客様にふさわしい質の高いコミュニティが自然に発展する仕組みづくりのため、ユビテックと十分な議論を重ねました。綿密なプランニングと極めて短期間でのサービス立上げを両立できました。」
ユビテック 代表取締役 荻野 司のコメント;
「金融情報を中心に扱う本プロジェクトは、極めてハードルの高い挑戦となりました。以前より進めていたSNS、blog、Wikiなどの企業利用の研究成果と、高信頼なWebアプリケーション開発のノウハウを遺憾なく発揮できたと自負しています。」
ユビテックでは、今後もこれらのWeb2.0テクノロジーの研究開発を積極的に進め、空間情報とSNSを融合した新たなソリューションの開発を進めると共に、地域社会の安心・安全確保への利活用など新たな利用形態の開拓を行い、Web2.0ソリューション事業の拡充を行って参ります。
*1 「SBIコミュニティイートレ長者村」グランドオープン ~SBIグループ代表北尾吉孝も参加する“株と投資のワンダーランド”~
(平成19年4月12日、SBIホールディングス株式会社)
http://www.sbigroup.co.jp/news/pr/2007/0412_a.html
*2 マッシュアップ
複数のWebサービスのAPI(Application Program Interface)を組み合わせ、あたかも一つのWebサービスのようにする機能のこと。Google MapsやAmazonを利用したものが多い。
*3 SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)
社会的ネットワークをインターネット上で構築するサービス。日本国内では登録者数が900万に達したmixi(ミクシィ)が代表的。