セイコーエプソン、高解像度パネル駆動が可能なLCDコントローラLSIを出荷開始
最大XGAまでサポート可能な汎用LCDコントローラLSI『S1D13513』を開発
2007年8月から量産出荷開始!
セイコーエプソン株式会社(社長:花岡清二)は、最大XGAまでの高解像度パネル駆動を可能としたLCDコントローラLSI『S1D13513』を開発しました。本製品は最大64MBのSDRAMを外付け可能としており、これにより16個のスプライト機能、3画面の重ね合わせ表示等、メインCPUの負荷を軽減し、かつ表現力豊かな表示を実現できます。製品開発にあたっては汎用性も考慮し、10種類以上のCPUと接続検証をおこなうことで多種多様なCPUインタフェースモードをご用意しています。さらにカメラ入力ポートを搭載していますので、カメラから出力されるYUV信号(2x8bit or 1x16bit)を取り込んでパネル表示させることも可能です。
車載、FA、OA機器をはじめとし、幅広い分野にご提案します。
なお、お客様の採用検討の際に必要となる評価用ボードをご用意しており、OSについてはMicrosoft社のWindowsRCE用ドライバをサポートしています。
本製品は2007年8月からの量産出荷、サンプル価格は2700円(税抜き)を予定しています。
出荷形態はPBGAおよびQFPパッケージをご用意します。
製品概要についてはこちらをご参照ください。
(※ 以下「製品概要」参照)
エプソンは今後更にLCDコントローラ製品のラインアップを拡充し、お客様のニーズに応えてまいります。
以上
*Microsoft、WindowsおよびWindows CEは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です。
■製品概要
1)CPUインタフェース
・Direct, Indirect CPU I/F
多種多様のCPU I/Fを準備
2)外付けメモリ
・x32 or x16 SDRAM インタフェース
3)表示機能
・2D Hardware Acceleration Engine
・Sprite Engine
・Overlay features
・Gamma Correction
・Alpha Blending
4)出荷形態
・PBGA256pin
・QFP 208pin