ギブン・イメージング、カプセル内視鏡「ギブン画像診断システム」の輸入承認を取得
日本初のカプセル内視鏡「ギブン画像診断システム」
輸入承認を取得
ギブン・イメージング株式会社(本社/東京都千代田区、社長/笈川義徳)は、4月23日、国内初の小腸用カプセル内視鏡「ギブン画像診断システム」について、厚生労働省より輸入承認を取得しました。(承認番号:21900BZY00045000)
今回承認された「ギブン画像診断システム」は、小腸内腔を観察するための小型ビデオカメラを内蔵したカプセル内視鏡で、次のような特徴があります。
1)従来の内視鏡ではみることが難しかった小腸全域の直接視覚化が可能となる。
2)麻酔等の前処置やバリウム等の造影剤が不要で、大きめのビタミン剤サイズのカプセル(26mmx11mm)を飲み込むだけで検査が行えるため、患者の肉体的苦痛がほとんどない。
3)約8時間の検査時間中、患者は病院内にいる必要がなく、通常の生活を行うことができることから、患者の負担が大幅に軽減される。
4)既存の小腸検査に比べ、高い診断率である。
獨協医科大学病院の寺野学長は以下のようなコメントを述べられております。
「疾患の中で最も頻度の高い消化器疾患の診療は、前世紀において内視鏡を中心として偉大な進歩を遂げましたが、体内最大の臓器である小腸疾患の診療は、ほとんど進歩が見られず暗黒大陸とまで称されてきました。ようやく認可されたカプセル内視鏡の普及により、小腸疾患の診断の未来が切り開かれていくものと信じております。」
ギブン・イメージング株式会社 (NASDAQ:GIVN)
イスラエルのギブン・イメージングリミテッド(Given Imaging Ltd.)、株式会社スズケン、丸紅株式会社の合弁会社で、2002年、世界の非侵襲的な先端医療技術の提供を通して、日本の医療に貢献することを目的として設立された会社です。 欧米で既に数十万人以上の患者様に使用されているカプセル内視鏡を広く普及させることにより、日本の医療現場や患者様に貢献できるものと確信しております。
販売は5月末を予定しており、パートナー会社である株式会社スズケンを総販売代理店とし、大学病院等から開業医まで全国展開いたします。
「ギブン画像診断システム」の構成及び説明
※添付資料を参照