ぐるなびなど、日本でのオーベルジュ認知拡大で「日本オーベルジュ協会」を発足
日本オーベルジュ協会を設立
国内でオーベルジュの確立と認知拡大を目指す
日本国内で、オーベルジュを経営するオーナーやシェフら9人が中心となって、2007年4月25日(水)に、国内初の日本オーベルジュ協会(英文名:Japan Auberge Association、事務局:東京都千代田区)を発足しましたのでご報告申し上げます。
当協会の概要は以下の通りです。
4月25日(水)、国内オーベルジュを経営するオーナー・シェフらを中心に、「日本オーベルジュ協会」が設立されました。日本にオーベルジュが生まれて約20年、施設の多様化が進む一方で、消費者からの認知度は依然高い水準にはありません。以後、協会では日本におけるオーベルジュの認知拡大と発展を目的とした活動を行なってまいります。
■公式サイトURL http://japan-auberge.org
1.協会設立の背景
フランスが発祥の「宿泊設備を備えたレストラン=オーベルジュ」が、日本各地でも数多く点在するようになりました。
フランス同様、日本のオーベルジュもクラシックな趣きのあるメゾンタイプから、カジュアルなビストロタイプなど様々なタイプがあり、「オーベルジュ」のイメージは、多様な拡がりを見せています。最近では日本独自の旅文化とも融合し、日本料理や世界各地の料理を提供する多彩なスタイルの「オーベルジュ」も登場しています。
一方で、「オーベルジュ」に対する認知度・利用度はまだまだ低く、各々の施設が独自のオーベルジュを個々に表現しているのが現状です。
そうした背景の中、日本における「オーベルジュ」の認知拡大を目指し、各地のオーナー・シェフらを中心とした「日本オーベルジュ協会」が誕生しました。「オーベルジュ」という施設形態の日本での確立とその発展を目的とした活動を実施します。
2.目的
(1)日本オーベルジュ協会は、地域の特性を活かした料理を提供するオーベルジュの発展を通じて、地域社会の活性、並びに外食・観光業界への貢献を図ります。
(2)日本国内において「オーベルジュ」というカテゴリーの宿泊施設の概念を確立し、普及させる活動を行います。
(3)本協会員が保有・運営する施設の発展に寄与する活動を行っていきます。
(4)オーベルジュの利用者に対し、有用かつ適切なオーベルジュ情報の提供や会員施設の紹介、並びに安心・安全な施設の提供を行っていきます。
3.活動
(1)オーベルジュの認知拡大と観光客誘致促進のための共同宣伝活動を実施します。
(2)レストランという側面と宿泊施設という側面を持つオーベルジュのサービス内容、料理の質向上のための振興の場を提供します。
(3)その他、本協会の目的達成に有効と思われる事業を実施していきます。
4.協会役員
理事長 勝又 登(オーベルジュ オー・ミラドー)
副理事長 水野 孝一(オーベルジュ・ドゥ ラ・メイジュ)
副理事長 三輪 良平(オーベルジュ ル・タン)
理事 石井 秀樹(オーベルジュ・ドゥ・シェマリー)
理事 小沼 康行(オーベルジュ・ド・プリマヴェーラ)
理事 金野 茂(ホテル ヴィラ・デル・ソル)
理事 斎藤 厚男(箱根フォンテーヌ・ブロー仙石亭)
理事 関 伸司(オーベルジュ・ブランシュ富士)
理事 柳堀 昇(オーベルジュ 漣-Ren-)
理事 久保 征一郎(株式会社ぐるなび)
5.会員資格、入会
【会員資格】
(1)宿泊施設とレストランの両方の機能を兼ね備えている施設を保有、または運営していること
(2)本協会の趣旨に賛同し、協会の活動を支援すること
(3)理事会で承認されること
【入会方法】
本協会の趣旨をよく理解し、活動に賛同したうえで、所定の申込書を提出し、理事会で承認を得たものを入会とします。
以降、当協会の更なる発展と拡大を目指し、協会の会員候補施設に対し入会の声掛けを進めてまいります。