大陽日酸、株式交換で「NSエンジニアリング」を完全子会社化
大陽日酸株式会社によるエヌエスエンジニアリング株式会社の株式交換完全子会社化に関するお知らせ
大陽日酸株式会社(以下、「大陽日酸」)とエヌエスエンジニアリング株式会社(以下、「NSエンジニアリング」)は、大陽日酸がNSエンジニアリングを完全子会社化することを本日開催の両社取締役会において決議し、株式交換契約を締結いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
平成19年5月10日開催予定のNSエンジニアリング臨時株主総会において株式交換契約の承認を得た上で、平成19年5月18日を株式交換の効力発生日とする予定です。
記
1.株式交換完全子会社化の目的
エレクトロニクス業界における好調な設備投資にともない、大陽日酸グループの半導体機器・工事ビジネスも拡大をつづけております。連結子会社であるNSエンジニアリングは、大陽日酸が受注した多くの工事について、設計・施工を行っていますが、工事案件の大規模化などを背景に一層の効率的運営が必要となってきました。そこで、NSエンジニアリングを完全子会社とし、両社の一体的な事業運営を強化することといたしました。完全子会社化後、顧客ニーズに迅速かつ的確に対応できる体制を強化し、半導体機器・工事ビジネスにおける競争力の一層の向上を図ってまいります。
2.株式交換の条件等
(1)株式交換の日程
平成19年4月27日 株式交換契約の承認取締役会(両社)
平成19年4月27日 株式交換契約の締結(両社)
平成19年5月10日(予定)株式交換契約の承認株主総会(NSエンジニアリング)
平成19年5月18日(予定)株式交換の効力発生日
(注)会社法第796条第3項(簡易株式交換)の規定により、大陽日酸においては、株式交換契約の承認に関する株主総会決議は予定されておりません。
(2)株式交換比率
会社名 :大陽日酸(株式交換完全親会社) NSエンジニアリング(株式交換完全子会社)
株式交換比率: 1 12.273
(注)1.株式の割当比率
NSエンジニアリング株式1株に対して、大陽日酸株式12.273株を割当交付します。ただし、大陽日酸が保有するNSエンジニアリング株式については、割当を行いません。
(注)2.株式交換比率の算定根拠
エスエヌコーポレートアドバイザリー株式会社(以下、「SNCA」という。)を第三者機関に選定して株式交換比率の算定を依頼し、その算定結果を参考に両社協議の結果、上記のとおり合意いたしました。
(注)3.第三者機関による算定結果、算定方法及び算定根拠
SNCAは、大陽日酸株式について市場株価平均法、NSエンジニアリング株式についてDCF法および修正純資産法による分析を行い、これらの分析結果を総合的に勘案して株式交換比率を算定いたしました。
(注)4.株式交換により発行する新株式数
新株の発行に代えて、大陽日酸が保有する自己株式(普通株式)343,644株を交付いたします。
(3)株式交換交付金
株式交換交付金の支払いはありません。
3.株式交換の当事会社の概要
添付資料をご参照ください。
4.株式交換後の状況
(1)当事会社の商号、事業内容、本店所在地、代表者、資本金
本株式交換による変更はありません。
(2)業績に与える影響
大陽日酸の連結業績に与える影響は軽微であります。
以 上