川崎汽船、インドでのドライバルク事業強化で7月に駐在員事務所を設置
インド駐在員事務所設置の件
川崎汽船は、インドにおけるドライバルクおよび自動車船事業を強化するために、7月1日付けでインド駐在員事務所を設置致します。
1. 目的
(1)ドライバルク事業: インドは高い経済成長率を維持し、近い将来ドライバルクにおいても相当な荷動き増が期待できることから、地域に密着して既存顧客への対話を強化し、更に新規顧客を掘り起こすことによってビジネスチャンスの拡大を図る。 当社は新中期経営計画 "K" LINE Vision 2008+ において、積極的な海外事業への取組みを目指しており、駐在員を置くことにより今後はより高度な情報収集を可能とする。
(2)自動車船事業: インドの自動車産業は好調な経済成長を背景とした内需の拡大と政府主導の小型車供給拠点化政策により今後更に廉価版の小型車を中心に飛躍的な生産、販売増が見込まれる。 完成車の輸出においても既に国産メーカーを中心に中近東、アフリカ、アジア、東欧向けの出荷は増加傾向にあり、今後日本、韓国、欧米メーカーもインド工場の生産規模拡大を積極的に進め、将来の本格的な輸出も視野に入れている。 かかるマーケットにおいて駐在員を置くことにより環インド洋における当社自動車船サービス網を拡大させ新規荷主、貨物への参入を積極的に進めていく。
2. 設置時期: 2007年7月1日
3. 場所: ムンバイ市