野村アセットマネジメント、追加型公募投資信託「野村RAFI 日本株投信」を設定
ファンダメンタル・インデックスの構成手法に基づく新ファンド
「野村RAFI(R)日本株投信」のお知らせ
野村アセットマネジメント株式会社(以下「野村アセットマネジメント」、執行役社長:柴田拓美)は、Research Affiliates社(米国カリフォルニア州パサデナ市)が開発したファンダメンタル・インデックスの構成手法に基づいて運用を行なう追加型公募投資信託「野村RAFI(R)日本株投信」を2007年5月30日に設定する。
ファンダメンタル・インデックスとは、株主資本、収益等の企業の規模を表す「財務データ」に基づき、銘柄組入れ比率を決定するポートフォリオ構築手法。ロバート・アーノット氏が提唱し、RAFI(R)として商標登録されている。
野村アセットマネジメントでは、年金基金・金融機関等の機関投資家向けに当該運用手法に基づくプロダクトを2006年2月より提供している。その運用残高は2007年4月末時点で1,009億円となり、運用開始から約1年2カ月で1,000億円を超えた。
野村グループ及び野村アセットマネジメントは、機関投資家以外の一般投資家に対し「野村RAFI(R)日本株投信」を提供することによりファンダメンタル・インデックスの一層の普及を目指す。
<ロバート・アーノット氏とResearch Affiliates社>
ロバート・アーノット氏は米国におけるTAA戦略の第一人者であり、革新的な投資手法を駆使する最先端のクオンツ運用者。また、米国ファイナンシャル・アナリスト・ジャーナルの元編集長でもあり、現在はUCLAの客員教授を務める。米国にて70を超える論文を発表し、米国証券アナリスト協会年間優秀論文賞を過去5回受賞。2002年にResearch Affiliates社(以下、RA社)を設立し、同社を通じてファンダメンタル・インデックス(以下、RAFI(R))の普及に努める他、グローバル・アセット・アロケーションなどのプロダクトを主にサブ・アドバイザーとして提供している。
野村アセットマネジメントは、RA社設立来、ロバート・アーノット氏及びRA社をバックアップしており、2005年8月に野村アセットマネジメントとRA社とはRAFI(R)の日本国内の販売における提携を行った。また、2006年12月に、野村アセットマネジメントは、長期的な関係強化を目的にRA社への出資を行っている。