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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2024'11.24.Sun
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2007'05.09.Wed

沖電気、豊田中央研究所に「SS9100」によるIP電話システムを納入

OKI、豊田中央研究所に「SS9100」によるIP電話システムを納入

~ FOMA(R)デュアル端末「N900iL」1100台にもおよぶ大規模モバイル端末導入実施~


 OKIは、株式会社豊田中央研究所(代表取締役所長:石川 宣勝、本社:愛知県愛知郡長久手町、以下 豊田中央研究所)にIPテレフォニーサーバ「IP CONVERGENCE(R) Server SS9100 (以下 「SS9100」)」をベースとしたIP電話システムを納入しました。本システムは、豊田通商株式会社(取締役社長:清水 順三、本社:愛知県名古屋市、以下 豊田通商)と株式会社豊通シスコム(取締役社長:大谷 邦夫、本社:愛知県名古屋市、以下 豊通シスコム)が提案し、豊通シスコムのプロジェクト管理のもと、OKIが構築したものです。

 豊田中央研究所は、トヨタグループの基礎技術の研究、開発を担う研究所として1960年に設立され、自動車関連技術をはじめとした幅広い分野の研究を展開しています。豊田中央研究所では、既存PBXの老朽化にともない新システムの導入をする上で、今後の拡張性や将来性を考え、従業員の機動力向上に貢献できるモバイル端末によるIP電話システムを検討していました。

 豊田通商と豊通シスコムは同社に対して新システムの提案をするにあたり、各PBXベンダのシステムを比較した結果、無線デュアル端末を使った無線LANによるIP電話システムの構築実績が豊富であること、端末によるプレゼンスやアドレス帳などのアプリケーション機能が利用できることなどから、OKIのIPテレフォニーサーバ「SS9100」をベースとしたIP電話システムの採用を決めました。「SS9100」とLANシステムとのスムーズな連携を企てるため両社が協力し、構築を行いました。

 本システムでは、NTTドコモのFOMA(R)/無線LANデュアル端末「N900iL」が社員向けに1100台導入され、研究所内にOKIのVoIP対応無線LANアクセスポイント「MWINS(R) BR2102」が309台設置されています。「N900iL」は携帯回線契約のない構内専用の無線LAN端末として利用され、広い研究所内における電話利用の利便性を飛躍的に向上させています。「N900iL」ではIP電話としての機能のほか、ブラウザを使ったプレゼンス、アドレス帳を利用することで、常に端末から通話したい相手を検索し、相手の状況をプレゼンスで確認してからクリック発信で通話することが可能で、通話までの一連の作業を短縮して業務効率を上げることができます。

 「MWINS BR2102」は安定した音声品質を実現するQoS(注1)制御機能やセキュリティ管理機能を内蔵しており、1100台の「N900iL」の通話品質を確保すると共に、安全に利用することができます。一方、研究所内各部署には固定型の多機能電話機120台のほか、一般電話機80台が設置され、主に緊急時や停電時の対応に使用しています。

 今後、豊田中央研究所では、無線LANデュアル端末を使用した更なる機能追加とソフトフォンなどを利用した業務アプリケーションとの連携による業務効率の改善、利便性の向上なども検討していく予定です。

 OKIでは、無線LANの有効利用によるワークスタイルの変革との生産性向上を求める企業ユーザに対して貢献できるIP電話ソリューションの提供を、今後もさらに続けてまいります。

 * 関連資料「株式会社豊田中央研究所 IP電話システム構成図」 参照


【システムの主な特長】

1.「SS9100」とFOMA/無線LANデュアル端末によるIP電話システムの構築
 「SS9100」をベースとすることで、「N900iL」を構内専用の無線LAN端末とした構成を実現しています。また従来型PBXが提供していた保留転送といった交換機の機能をほとんど継承しているため、システムの移行後も従来と変わらない使い勝手を提供しています。

2.「MWINS BR2102」による安定した無線IP電話通信
 無線LANコントローラを必要とせず安価に導入が可能な、日本初のVoIP対応分散型の無線LANアクセスポイント「MWINS BR2102」の採用により、無線LAN環境で安定した音声通話をすることが可能です。また、無線LAN方式IEEE 802.11aまたは11b/gの同時利用が可能であるため音声・データの混在利用も実現できます。

3.プレゼンス、アドレス帳の利用(アプリケーションサーバAS8700による機能)
 FOMA/無線LANデュアル端末「N900iL」を用いて、無線LANブラウザから通話したい相手を共通のアドレス帳から検索して表示させ、そこから電話番号を入力せずにクリック発信できます。また、表示した相手のプレゼンス情報が分かるため、社内で通話できる状態であるのか、通話できない状態であるのかを発信前に確認することができ効率的です。


【用語解説】

(注1) QoS (Quality of Service)
 ネットワーク上で特定パケットの帯域を確保し、通信速度を保証する技術。「MWINS BR2102」は優先度の高いパケットを送信する無線機器がほかの機器よりも早く電波の送信権を獲得できるようにしてQoSを実現する。


● 本リリースに記載のIPテレフォニー製品の詳しい内容につきましては下記URLご参照ください。
 IPテレフォニー製品サイトURL: http://www.oki.com/jp/IPtel/


※ 沖電気工業株式会社は、グローバルに認知される成長企業を目指し、通称を「OKI」とします。
※ CONVERGENCE、MWINSは沖電気工業株式会社の登録商標です。
※ FOMAは株式会社NTTドコモの登録商標です。 
※ その他、記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。

<本件に関するお客様からのお問い合わせ先>
IPシステムカンパニー IPシステム本部 マーケティング部
電話:03-5445-5706

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