ソリトンシステムズ、ＩＴセキュリティ支援サービス「ＩｎｆｏＴｒａｃｅ－ＯｎＤｅｍａｎｄ」を提供
ソリトン、ＰＣのログ収集・管理サービスを開始
情報セキュリティＥＸＰＯ （５月１６日－１８日 東京ビックサイト）で紹介 （ブースＮｏ 西９－１４）
株式会社ソリトンシステムズ（本社：東京都新宿区、社長：鎌田信夫 以下、ソリトン）は、ＳａａＳ（Ｓｏｆｔｗａｒｅ ａｓ ａ Ｓｅｒｖｉｃｅ）形式による、自社開発の製品を活用したＰＣの操作ログを収集、分析するＩＴセキュリティ支援サービス、「ＩｎｆｏＴｒａｃｅ－ＯｎＤｅｍａｎｄ （インフォトレース・オンデマンド）」 （以下、「ＩｎｆｏＴｒａｃｅ－ＯＤ」）を新たに開始します。これは自社開発で販売実績も多い「ＩｎｆｏＴｒａｃｅ」という製品の機能を基に、分析、データ表現機能などを強化・拡張し、いつ、誰が、どのＰＣから、どのような操作をしたか等を、わかりやすくレポートするものです。ユーザーは社内に専任担当をアサインすること無く、低コストで高度な情報漏洩対策および内部統制強化の仕組みを実現できます。
【背景】
個人情報や機密データの漏洩が依然として後を絶ちません。その対策として導入するＳｅｃｕｒｉｔｙツール類は情報システムをシームレスにカバーすることが重要であり、情報リソースへの不正アクセス行為の警報システム、および分析追跡のための詳細なログ収集が必要となります。ログ収集は内部統制の確立のためにも、業務プロセスの記録の一環として必須となりました。しかしながら、日々収集・蓄積されるログは膨大な量となり、その管理と分析は複雑になる一方です。データの整理・分類、そのメンテナンスに専門家による運用が不可欠となってきています。情報システム部門の知識リソース不足や運用手間がネックとなって、高度な解析ツールが必ずしも有効に活用されていないのが現状です。
■ 「ＩｎｆｏＴｒａｃｅ－ＯＤ （オーディー）」サービスの特長
【ログ分析・レポート機能】
・ ＵＳＢメモリーの利用状況、プリンタ利用状況、メール添付ファイルの名前、数などを１時間毎にデータ更新。ユーザーは、このレポートを、２４時間３６５日Ｗｅｂから閲覧可能であり、情報漏洩の経路の８０％（＊）が「見える化」されます。
（＊） ＮＰＯ日本ネットワークセキュリティ協会「２００５年度情報漏洩インシデント調査結果」より
・ Ｗｅｂサイトの閲覧リストや業務外のアプリケーションの利用を把握し、業務プロセスの適正化、労務管理に効果的です。
【アラート機能】
・ 指定したキーワードに合致するログに遭遇した場合、管理者の方へアラートメールを送信します。Ｐ２Ｐソフトの利用やプリント禁止ファイルの印刷など、複数のキーワードをあらかじめ登録しておくことが出来ます。
【ログサーバーの運用、ログの保管】
・ ログサーバーは、ＩＳＯ２７００１取得のソリトンシステムズ監視センターに設置・運用され、収集したログは原則１年間預かります。これはログのデータを収集するものであり、データそのものを収集するものではありません。
・ お預かりしたログは、一切、変更・改ざんはできません。
【ログ収集エージェント】
・ ＩｎｆｏＴｒａｃｅ Ｖ１．６ と同等のログ収集エージェントにより多彩なログ収集機能を提供。ＰＣユーザーは、エージェントの削除はもちろん、ログの変更・改ざんはできません。
＊ 関連資料「レポートの一例」参照
尚、ログのデータを社外に出せないユーザーに対して、ＩｎｆｏＴｒａｃｅによるログ収集と分析を、定期的にオンサイトで支援するサービスもあります。
販売開始： ２００７年５月１０日
販売価格： オープン価格
初年度販売目標： ５０，０００クライアント
株式会社ソリトンシステムズ
日本で最初にＬＡＮ、ネットワークＯＳに取り組んだ会社として、業界のパイオニアとしての役割を果たしました。主に大規模ネットワークの構築を長年手がけ、ネットワークＯＳやプロトコルソフトの開発でも実績があります。近年は、認証を始めとしたセキュリティ製品の開発及びブロードバンドシステムの構築と運用にフォーカスしています。
設立 １９７９年／資本金 ６億２７８０万円／売上高 １９９億円 （２００６年３月期）
＜このサービスに関するお客様からのお問合せ先＞
株式会社ソリトンシステムズ www.soliton.co.jp
ＴＥＬ：０３－５３６０－３８１１ ／ ０３－５３６０－３８７１