川澄化学工業とテルモなど4社、アジアでの血液事業などで業務・資本提携
業務及び資本提携に関するお知らせ
川澄化学工業株式会社(以下「川澄」という)、旭化成株式会社の子会社である旭化成ファーマ株式会社(以下「旭化成ファーマ」という)及び同社の子会社である旭化成メディカル株式会社(以下「旭化成メディカル」という)並びにテルモ株式会社(以下「テルモ」という)の4者(以下「本提携各社」と総称する)は、相互の事業基盤を有効に活用し、海外の医薬品・医療機器分野における相互の競争力の向上を目指すため、業務資本提携契約書を締結するとともに、同契約に基づき、川澄から旭化成ファーマ及びテルモに対する第三者割当による募集株式の発行を実施することを決議いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
1.業務及び資本提携の背景と目的
世界の医薬品・医療機器市場を取り巻く事業環境はめまぐるしく変化し、医療技術の進歩とともに商品に求められるニーズもますます多様化しております。そのような中、海外では活発な企業統合などにより事業拡大が積極的に展開されており、日本企業においても、一層の企業競争力の強化が望まれます。
このような状況下において、川澄・旭化成メディカル・テルモは、日本企業が誇る産業技術の強みを生かし、アジア市場を中心とした血液事業をはじめとして、シナジー効果が創出できる事業領域において戦略的な業務提携を行うために業務資本提携契約を締結いたしました。各社の確立された製造技術、開発、販売それぞれの事業基盤を有効に活用することが相互の発展と成長に繋がるものと考えております。
また、この業務提携を経営レベルで推進し、かかる提携政策を柔軟且つ円滑に遂行できるよう、資本提携を行うことといたしました。
※「業務及び資本提携の内容」など詳細は添付資料を参照