ミサワHD、グループ組織再編に関する方針を決定
当社グループの組織再編に関するお知らせ
当社は、昨年8月に当社グループの中長期経営ビジョンを策定・公表し、同ビジョンで定めた「住まいのNo.1ブランド」を目指しグループ一丸となって取り組んでおります。
同時に公表しました向こう3ヵ年の中期経営計画において6つの基本戦略を定め、戦略の具体化を進めてまいりましたが、その一環として、本日開催の取締役会において、下記のとおり組織再編に関する方針を決定いたしましたのでお知らせいたします。
記
1.当社と連結子会社であるミサワホーム株式会社との合併
平成15年8月の当社設立以来、ミサワホームグループの持株会社として当社が担ってきた、グループ再編の推進、資産内容の健全化、有利子負債の削減、選択と集中の加速などの役割は所期の目的を達成できたと判断しております。
当社グループの残された課題であるコア事業の住宅関連事業の営業基盤強化とガバナンス機能強化にグループ一体となって取り組む為には、経営体制の簡素化を図り、効率的且つ迅速な意思決定を実現するミサワホーム株式会社との合併が最適であると判断しました。
これは、前述の中期経営計画の6つの基本戦略の中の、高効率化戦略の一環として実施するものです。
なお、存続会社は当社とし、合併の効力発生日は本年10月1日を予定しておりますが、詳細については、決定次第お知らせいたします。
【ご参考】当事会社の概要(平成19年3月31日現在)
(※ 関連資料を参照してください。)
2.当社の住宅販売子会社同士の合併について
当社の住宅販売子会社である東北ミサワホーム株式会社とミサワホーム北日本株式会社、ミサワホーム中国株式会社とミサワホームサンイン株式会社がそれぞれ合併する方針を承認いたしました。
この合併により、前述の中期経営計画の6つの基本戦略の中の、エリア戦略及び高効率化戦略がさらに強化されるものと考えております。
エリア戦略強化については、合併による財務基盤や営業基盤の強化をベースに、エリア毎の商品戦略や強化事業セグメントの選択等、従来よりも一歩踏み込んだ施策展開が、高効率化戦略については、合併による営業、設計、建設、管理、CS面でのノウハウ相互付与や人材の交流、本社機能の集約化等による業務効率改善が図れるものです。
なお、存続会社はそれぞれ東北ミサワホーム株式会社、ミサワホーム中国株式会社、合併の効力発生日は、いずれも当社とミサワホーム株式会社との合併と同じ本年10月1日を予定しており、本年6月末に開かれる各社の定時株主総会に議案として上程する予定です。
3.当社組織の改編について
上記1および2のグループ組織再編に先立ち、本年6月28日(予定)には、エリア戦略の更なる強化を図る為、当社組織を改編し、住宅販売子会社に対する経営指導や全体統制機能を担うブロック統括部を拡充いたします。
具体的には、現在北日本・中央・西日本の3ブロック体制を、北日本・関東甲信越・首都圏・中部関西・西日本の5ブロックに細分化し、現在、本社(東京都新宿区)に集約している同部の人員を各エリアに分散し、常駐させる方針です。
より現場に近いポジションで、お客様の生の声、現場の声に耳を傾けながら、住宅販売子会社と一体となってエリア毎のお客様ニーズに合った商品戦略、販売戦略を展開してまいります。
また、各ブロック毎に経営管理にかかわる人員を配置し、グループガバナンスの更なる強化を図ってまいります。
以上
(※ 当事会社の概要は関連資料を参照してください。)