日本エンタープライズ子会社、江南大学などとデジタル・ゲーム分野で学術交流協定を締結
因特瑞思(北京)信息科技有限公司、大阪電気通信大学、江南大学と、学術交流協定を締結
日本エンタープライズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長植田勝典写真左)の子会社である因特瑞思(北京)信息科技有限公司(本社:中華人民共和国北京市代表者植田勝典)は、大阪電気通信大学(大阪府寝屋川市理事長:福田國彌写真中央)、江南大学(中華人民共和国江蘇省無錫市校長:陳堅写真右)と、中国のデジタル・アニメーション産業の発展に関わるプラットホーム構築を目的に、2007年5月16日に学術交流協定を締結いたしました。
(※写真は参考資料を参照)
【経緯】
因特瑞思(北京)信息科技有限公司と江南大学は、成長著しい中国のデジタル・アニメーション産業へ高度な知識・技術を身につけた人材を輩出し、産業の国際競争力強化に寄与することを目的とした、デジタル・アニメーション産業基地の構築による産学連携プロジェクトを開始してまいりました(2006年2月8日開示)が、「中国における事業の進捗について(2006年7月13日開示)」でお知らせした通り、当初予定していたスケジュールに遅れが生じておりました。
同プロジェクトのうち、大学教育開始に伴う具体的なスケジュールの目処がたちましたので、三者間で学術交流協定を締結いたしました。
【背景】
近年中国では、デジタル・アニメーション産業の発展が望まれていますが、アニメーション業界の従事者が少なく、高度な技術を持った人材の不足が深刻な問題となっています。
そこで、メディア芸術教育に力を入れている江南大学とモバイルコンテンツ事業を行っている因特瑞思(北京)信息科技有限公司は、デジタル・アニメーションに関わる優秀な人材育成、専門研究、産業化など、産学連携プロジェクトを推進してきました。
一方、国内の大学の中でも他大学に先駆け、デジタル・アニメーションやデジタル・ゲーム分野に関する教育・研究・産学連携プロジェクトを実施してきている大阪電気通信大学は、既に数多くの卒業生を国内のデジタル・アニメーションやデジタル・ゲーム分野の有名企業へ輩出しており、更なる推進を続けてきました。
この度、因特瑞思(北京)信息科技有限公司、大阪電気通信大学、江南大学の三者が協力し、国内でも数少ないケースとなるデジタル・アニメーション、デジタル・ゲーム分野における国際的産学連携教育プロジェクトを推進することになりました。
【プログラムの流れと役割】
大阪電気通信大学と江南大学との学術交流協定がこの度締結されたことにより、江南大学では、2007年度入学生(2007年9月入学)に向けて学生募集が開始されます。
入学生は、江南大学で総合科目と日本語の授業を1年半受けた後、約30名が2009年4月に大阪電気通信大学へ2年次編入学生として入学することになります。
同学生は、大阪電気通信大学の総合情報学部デジタルアート・アニメーション学科、デジタルゲーム学科へ在籍し、3年間のカリキュラムを履修し、卒業要件単位を修得することにより、大阪電気通信大学の学位を取得します。
●プログラムの流れ
※添付資料を参照
●三者の役割
江南大学
・学生募集、教育カリキュラム実施
・教育と教育訓練場所及びその他施設の提供
大阪電気通信大学
・学生の受け入れ、教育カリキュラム実施
・教育と教育訓練場所及びその他施設の提供
因特瑞思(北京)信息科技有限公司
・中国の教育機関と日本の教育機関との連絡・連携
・来日に伴う学生サポート
・卒業学生への作品制作における実践、発表の場を提供
【業績に与える影響】
当事業が当社連結業績に与える影響は当面軽微なものと想定しておりますが、相当の影響を与えることが見込まれた場合は、速やかにお知らせいたします。
※別紙は添付資料を参照
以上