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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2024'11.25.Mon
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2007'05.17.Thu

住友スリーエム、自動車内装向け接着・接合アイテムに低VOC製品群を導入

自動車内装向け接着・接合アイテム、低VOC製品群のラインアップを拡充
アクリルフォームテープと樹脂製面ファスナーを新たに追加


 住友スリーエム(株)は、自動車の車室内で用いられる両面テープ、樹脂製面ファスナーで、VOC(揮発性有機化合物)発散量が少ない新製品の導入を7月2日より開始いたします。

 新築の住宅などで頭痛やめまいなど体の不調を訴えるシックハウス症候群があります。原因とされる化学物質については、厚生労働省が室内濃度指針値を定め、国土交通省が建築基準法の改定により内装材に制限を加えるなど、社会的な対応が進んでいます。
 自動車業界においては、日本自動車工業会(JAMA)が「車室内のVOC低減に対する自主取り組み」を制定し、2007年度以降発売の新型乗用車(国内で生産し、国内で販売する乗用車)を対象として適用が開始されており、自動車メーカー、部材メーカー各社は、積極的に対応を進めています。車室内で使用される部材のVOC発生量の低減は、有効な対策の一つといえます。

 このたび販売を開始する両面テープはアクリルフォームテープで、接着保持力や、厳しい温度環境下での耐久性が評価され、内外装部品の接着・接合に利用されている製品です。車室内では内装トリムやキッキングプレートなど、内装樹脂部品の固定に使用され、新製品では当社従来品に較べて、VOC発生量を80%以上削減しました。
 また、着脱自在な樹脂製面ファスナーである<デュアルロック>ファスナーも、新製品ではVOC発生量を80%以上削減しました。車室内では、成形天井などの内装部品の固定に使用されています。

 住友スリーエムでは、ワイヤーハーネス固定用の片面テープ、同両面テープや、吸音材や内装材表皮の固定に用いられる内装用薄手両面テープ、両面テープの接着促進を目的とするプライマーについては、すでに低VOC製品の供給を開始しています。新製品の導入により、自動車メーカー、部材メーカー各社が取り組んでいるVOC対策を、トータルに支援する体制を拡充しました。


・<デュアルロック>は、3M社の商標です。


◆新製品を含めた低VOC製品群を、「人とくるまのテクノロジー展2007」にて展示します。
 (主催:社団法人自動車技術会期間2007年5月23日~25日会場:パシフィコ横浜展示ホール)


(参考資料)

【アクリルフォームテープ】
従来品と低VOC製品との主なVOC発散量の比較

 ※添付資料を参照


・添付写真は、「自動車用低VOC製品群」です。


■製品についてのお問い合わせ
 自動車産業システム事業部マーケティング部:Tel 03(3709)8997
 掲載予定webサイト:http://www.mmm.co.jp/auto

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