富士通、独SAP AGと「グローバル・ホスティング・パートナー」契約を締結
SAP AGと「グローバル・ホスティング・パートナー」契約を締結
~ プラットフォーム、サービスに加えて、アウトソーシング分野でも協業体制を強化 ~
当社はこのほど、SAP AG(本社:独ワルドルフ、会長兼最高経営責任者:ヘニング・カガーマン、以下、SAP)と「グローバル・ホスティング・パートナー」契約を締結し、SAPとの協業体制をいっそう強化します。今回の契約締結により、これまでのSAPアプリケーション導入に伴う、ハードウェア提供およびコンサルティング、システムインテグレーションに加え、当社が保有する信頼性の高いデータセンター設備を使ったアウトソーシングサービスの提供をさらに推進します。これにより、お客様は、短期間、低コストでのSAPアプリケーションの導入が可能になるとともに、システム運用にかかる負荷を軽減し、コアビジネスに注力することができます。
当社は、SAPアプリケーションの導入において、業務分析からシステムインテグレーション、保守・運用に至るまですべてのフェーズでお客様を支援し、トータルソリューションとして提供してまいります。
■当社とSAPのパートナーシップについて
当社とSAPのグローバルレベルでの協業体制は、2000年の「グローバル・テクノロジー・パートナー」契約に始まり、2006年の「グローバル・サービス・パートナー」を経て、今回の「グローバル・ホスティング・パートナー」契約締結に至ります。
この間、ITインフラソリューション「FlexFrame for mySAP Business Suite」の共同開発や、当社ミドルウェア「Interstage」と「SAP NetWeaver」の接続検証など、各種のグローバル協業を実施してまいりました。
なお、今回の契約締結により、当社は、アジアで初の「グローバル・ホスティング・パートナー」となり、すでに締結済みの2つのパートナー契約とあわせて、3分野でのグローバル・パートナー契約は、世界で3社目となります。
■「グローバル・ホスティング・パートナー」の概要
このたびの契約締結にともない、当社は、SAPアプリケーションのアウトソーシングサービスをいっそう強化します。当社が保有する世界16ヶ国80拠点の高信頼データセンターをベースに、SAPアプリケーションをグローバルに提供してまいります。
これにより、お客様は少ない初期投資でSAPアプリケーションを導入し、投資の平準化を図ることができるとともに、煩雑なシステムの運用を外部に委託することで、経営資源をコアビジネスに集中することが可能になります。
また、今回の協業により、当社は、保守・運用フェーズにおけるサポート体制を強化するとともに、SAPの提供する最新ソリューションを当社のお客様へ早期に提供することができるようになります。
当社は、お客様の業務分析からシステムインテグレーション、保守・運用に至るまで、SAP関連ソリューションをグローバルに提供し、お客様の経営の強化を支援してまいります。
■SAP AP BPO部門 Senior Vice President Dr. Bernd-Uwe Pagel様のコメント
富士通がグローバル・ホスティング・パートナーとなることは、SAPと富士通の良好な関係をさらに大きく前進させるものです。このパートナーシップにより、SAPと富士通は、お客様起点のトータルソリューションを提供してまいります。これにより、お客様は、コアビジネスにおける課題解決に注力することができるようになります。
■商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
【関連リンク】
SAP AG(海外サイト)
http://www30.sap.com/japan/index.epx
【本件に関するお問い合わせ】
富士通 SAPビジネスセンター
電話: 03-6252-2281(直通)
E-mail: sap@sales.fujitsu.com