長府製作所、株式交換によりサンポットを完全子会社化
株式会社長府製作所によるサンポット株式会社の株式交換による完全子会社化に関するお知らせ
株式会社長府製作所(以下「長府製作所」といいます。)とサンポット株式会社(以下「サンポット」といいます。)は、平成19年5月18日開催の両社取締役会において、平成19年7月1日を期して、株式交換により、長府製作所を完全親会社とし、サンポットを完全子会社とする株式交換(以下「本株式交換」といいます。)を行うことを決定いたしましたので下記のとおりお知らせいたします。
なお、本株式交換の実施に伴い、サンポットは株式会社東京証券取引所において上場廃止となる予定です。
記
1.株式交換による完全子会社化の目的
近年、業界間の競争は一層激しさを増し、また、資材価格の上昇や原油価格の高騰、製品の安全性に対する要求が一層高まっていること等の影響により、両社を取り巻く市場環境はより厳しさを増しております。
このような状況下、両社の協働は双方にとって有益であり、大きなシナジー効果が得られること、また、長府製作所がサンポットを完全子会社化し、両社一体となって事業展開することがシナジー効果を最大化させるものと判断した結果、長府製作所はサンポットを長府製作所の完全子会社とすることを目的として、平成19年2月21日から同年3月20日までサンポット株式の公開買付け(以下「本公開買付け」といいます。)を実施しました。
本日現在、長府製作所はサンポット株式7,782,920株(97.29%)を保有しておりますが、本公開買付けの際に開示したとおり、サンポットを長府製作所の完全子会社とするため、本公開買付けに応募されなかった全てのサンポット株主の皆様に対して長府製作所株式を交付する本株式交換を行う株式交換契約を本日締結いたしました。
今後、両社一体となって取り組むことにより、1)石油関連分野における相互OEM供給による業容の拡大、2)両社の有する技術力を集結した新製品の共同開発による製品ラインナップの強化、3)販売エリアの相互補完による販売拡大、4)経営資源の集約による経営効率の改善、5)資金調達機能の一体化による財務体質の強化などの効果を生み出し、連結収益の持続的な成長を図ってまいります。
本株式交換の株式交換比率については、その公正性・妥当性を確保するため、両社は、後記2(3)のとおり、それぞれが別の第三者算定機関を選定し、株式交換比率案の算定を依頼しました。両社は、それぞれの第三者算定機関から受領した算定の方法・結果等につき慎重に協議・検討を重ねた結果、平成19年5月18日開催の両社取締役会において、本株式交換の合意に至りました。
なお、本株式交換の合意時点において、両当事会社間の役員の兼務はございません。
本株式交換の結果、サンポット株式は平成19年6月26日付で上場廃止(最終売買日は平成19年6月25日)になる予定です。
※以下は添付資料を参照
以 上