新日本石油、米国メキシコ湾におけるアナダルコ社保有権益を買収
米国メキシコ湾におけるアナダルコ社保有権益の買収について
新日本石油株式会社(社長:西尾進路)の石油開発部門・新日本石油開発株式会社(社長: 大森輝夫)が100%出資する米国法人Nippon Oil Exploration U.S.A. Limited(以下、NOEX USAという。)と三菱商事株式会社(社長:小島順彦)の米国子会社であるMCX Gulf of Mexico, LLC(代表者:桑原徹郎、以下、MCXという。)は、米国の大手独立系石油会社のアナダルコ社が米国メキシコ湾に保有するK2油田の権益65%のうち23.2%(NOEX USA、MCX 各社11.6%)を、共同入札により買収しましたことをお知らせします。
今回、買収したK2油田は、ルイジアナ州の沖合い約200キロメートル、水深約1,300メートルの深海に位置し、現在、日量約4万バレルの原油・天然ガスを生産しております(天然ガスについては原油換算)。NOEX USA、MCX権益分の生産量は、両社合わせて日量約9,300バレルとなります。K2油田周辺の深海地域では、大規模油・ガス田の発見、開発が相次いでおり、今後さらなる探鉱、開発により埋蔵量の増加が期待され、長期にわたる安定した生産量の確保が可能となります。また今後、回収率の向上により生産量の増加も期待されています。
新日本石油グループおよび三菱商事グループは、生産中の油・ガス田が多く、かつ今後の探鉱、開発余地も大きい米国メキシコ湾を、従来から石油・天然ガス開発における重点地域の一つと位置付け事業活動を継続してまいりました。今後も両社は、埋蔵量が豊富な同地域での事業を更に拡充するとともに、その他のアジア、オセアニア及び北海等の重点地域においても積極的に事業を展開してまいります。
※以下、詳細は添付資料をご参照下さい。