ニイウスなど、個人ローン信用リスク統合管理システムのASPサービスを提供開始
NIWS FEGとニイウス、個人ローン信用リスク統合管理システムのASPサービス「CRASP」の提供を共同で開始
-低コストで個人ローン信用リスクの初期与信・途上与信管理を実現-
株式会社ニイウス金融エンジニアリング・グループ(本社:東京都港区、代表取締役:中林 三平、以下NIWS FEG)とニイウス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:森 直樹、以下ニイウス)は本日、個人ローン信用リスク統合管理システムのASPサービス「CRASP」の提供を共同で開始したことを発表しました。このサービスは、個人ローン信用リスク管理を低コストで実現する銀行および信用金庫向けサービスであり、ニイウスが保有するデータセンターよりASPサービスで提供します。
本年4月には、住宅金融公庫が独立行政法人化され住宅金融支援機構となり、これまでの直接融資から民間金融機関と提携した住宅ローンの証券化支援へと主力業務を転換させました。これが昨年12月公布の改正貸金業法による業界再編と相まって、銀行・信用金庫業界では、リテールローン市場を拡大する大きな機会が到来しています。反面、金融庁の金融検査マニュアルにおいては「信頼度の高い信用リスク管理システムの整備」が求められており、これまで以上に的確なリスク管理を行うためのインフラ整備が求められています。
◆個人ローン信用リスク統合管理システム「CRASP」
「CRASP」は、システムの利用と保有を分離し、低コストで信用リスクを管理するためのインフラを提供するASPサービスです。
信用リスク管理の共通業務については、標準ワークフローを用いることで、初期開発費用を従来の60%程度に抑えることができます。核となるリスクモデルについては、それぞれのお客様向けに完全にカスタマイズ(もしくは、お客様データによる新規開発)を行い、信頼度の高い信用リスク管理を実現します。
◆個人ローン信用リスク統合管理システム「CRASP」の機能
下表の5つの機能*1を提供するほか、詳細なリスク評価レポートを定期的に発行いたします。それぞれのお客様が必要とされる機能を選択して、最適なシステムを構築することができます。
また、このサービスは、ニイウス名護データセンターからASPで提供されるため、保守や運用負担、およびシステム導入/運用コストを削減することができます。さらに、同センターは沖縄に立地していますので地震など地学的リスクが回避され、また設備は免震化及び通信回線・電源二重化によりFISC基準(金融業界向け情報セキュリティ基準)に準拠していますので、システム基盤としても非常に高い可用性と高セキュリティ性を実現しています。
*1 個々の機能を導入することも、一括して導入することも可能
<機能分野/機能項目/評価・管理項目>
(※ 関連資料を参照してください。)
◆自動審査機能に関する処理フローイメージ例*4
(※ 関連資料を参照してください。)
*4 こちらは一例です。導入機能により、データ処理のタイミング等が異なります。
以 上
■株式会社ニイウス金融エンジニアリング・グループについて
株式会社ニイウス金融エンジニアリング・グループは、ニイウスグループにおける金融ビジネスコンサルティング事業を担う、ニイウス コー100%出資会社です。金融分野の数理分析及びデータマイニングを中心とする調査・分析・コンサルティング並びにソフトウェア開発を行なっています。詳しくは、 http://www.feg.co.jp/ をご覧ください。
■ニイウス株式会社について
ニイウス株式会社は、ニイウスグループにおける金融機関向けビジネスを担うニイウス コー100%出資会社です。主として金融機関向けにハードウェア、ソフトウェアの販売およびSEサービスの提供、データセンターや先端技術を活用した業務アプリケーション・サービスの提供、総合情報システム開発を行なっています。詳しくは、 http://www.niws.co.jp/ をご覧ください。
■ニイウスグループについて
ニイウスグループは、主に金融機関および医療機関向けにビジネス・サーバ・システムを中核とした高度な情報サービスを提供する企業グループです。1992年7月設立以来、高度なSE技術力と高品質なサービスによりお客様の業務に貢献し、2003年6月、東証一部上場、2006年1月、ホールディング・カンパニー制へ移行しました。グループ全体の意思決定を行う持株会社「ニイウス コー株式会社」と、傘下の事業会社によりグループシナジーを追求しています。
詳しくは、 http://www.niwsco.co.jp/ をご覧ください。
(※ 機能分野/機能項目/評価・管理項目、自動審査機能に関する処理フローイメージ例は関連資料を参照してください。)