積水化学、インドに現地法人を設立
インドに現地法人を設立
積水化学工業株式会社(社長:大久保尚武、以下積水化学)は、今後拡大が見込まれるインド市場への進出を本格的に開始するため、5月21日に積水化学グループ製品の輸入販売を行うSEKISUI CHEMICAL INDIA PRIVATE LTD.(セキスイケミカルインディア、以下積水インド社)をデリー市内に設立しました。積水インド社は、当社初のインド現地法人で、6月1日より営業を開始します。
ここ数年、日本やタイ、オーストラリアなどの積水化学グループの各拠点から、合わせガラス用中間膜やフォームなど車輌材料製品のインドへの輸出が増加しています。そこでこの度積水インド社を設立し、中間膜事業とフォーム事業のインド市場開拓の加速を図ります。また他の事業に関しても、市場調査を合わせて進めていきます。
1.新会社設立の背景
当社は、2006~2008年度の中期経営ビジョン「GS21-Go! Frontier」において、海外事業を成長分野と位置付け、事業拡大に注力しています。06年度には、海外事業の連結売上高が1100億円を超え(05年度比+21%)、08年度に売上高1500億円を目指しています。
インド市場に対しては、合わせガラス用中間膜やフォームなどの車輌材料の輸出が増加しています。インドの自動車生産量は06年度に200万台を突破し、今後数年間で自動車産業の著しい拡大が期待されます。また、インド経済の発展にともない、メディカルやIT、インフラなど自動車以外の当社関連産業も今後高成長が見込まれています。
2.新会社の概要
1.名称:SEKISUI CHEMICAL INDIA PRIVATE LTD.
2.資本金:4,000万ルピー
3.所在地:デリー市サケット
4.設立日:2007年5月21日
5.営業開始日:2007年6月1日
6.代表者:代表取締役社長井谷真之
7.人員体制:6名
8.事業内容:車輌及び建築ガラス用中間膜・フォーム製品、
電子材料用テープ・フィルム製品、
メディカル製品等積水化学グループ製品の輸入販売、
マーケティング活動
9.販売計画:2008年度20億円/年
以上