三井物産、メキシコ/ケレタロ州の浄水供給・下水処理事業に参画
メキシコ/ケレタロ州での浄水供給・下水処理事業への参画について
当社は、当社米国法人である米国三井物産を通じて、メキシコ/ケレタロ州水道局との間で、20年間の浄水供給事業(総事業費2,854百万メキシコペソ)及び下水処理事業(総事業費374百万メキシコペソ)に関する事業権を獲得しました。(各事業概要は別紙参照)
ケレタロ州はメキシコ中央部の高地に位置し、地勢上慢性的な水不足の問題に加えて、首都圏の衛星都市として人口増加に伴う配水需要が増加しており、浄水システムの整備・近代化及び下水処理能力の増強が急務となっています。
本事業により、年間約50百万m3の浄水(既存供給量の約75%に相当)を供給し、また、現状不足している下水処理設備能力を増強します。当社はケレタロ州に於ける上水・下水の両分野に於いて社会インフラ整備の一翼を担うこととなります。
近年世界各地で水問題は益々深刻化しており、安全な水供給の確保は人類の持続的成長に不可欠であると認識しています。民活導入・先進技術導入により水インフラを整備することは社会的意義が極めて大きいと考えています。当社は水インフラ事業を重点取組分野の一つと位置付けており、今後も世界各国において安全な水資源の供給に積極的に取組みます。
*添付資料あり。