ポッカ、群馬工場の飲料製造新ラインを本格稼動開始
「群馬工場」の飲料新ラインが稼動
多品種少量の需要に対応
株式会社ポッカコーポレーション(本社:名古屋市、社長:堀 雅寿)では、「群馬工場」(群馬県伊勢崎市)において、かねてより導入を進めていた飲料製造の新ラインが完成し、5月25日より本格稼動を開始しました。
当社では、飲料の二大生産拠点として「名古屋工場」(愛知県北名古屋市)と「群馬工場」を有し、レモン飲料、コーヒー飲料などの主力製品を生産してまいりました。
昨今の飲料市場における需要の変化に鑑み、生産体制を再構築すべく検討した結果、小型のリシール缶製品及びPETボトル製品について安定的な需要が望めることから、それまで委託生産に頼っていた体制から自社生産への切り替えを決定し、昨年より導入の準備を整えてまいりました。
今回新しく稼動する製造ラインは、小型のリシール缶製品とPETボトル製品を兼用して製造できるラインで、当社製品「275mlリシール缶純茶」や「500mlPETキレートレモンウォーター」などを製造してまいります。
また、今回の新ライン稼動により、自社生産比率は、従来の約6割から7割強まで引き上がる計画で、これにより生産コストの低減にもつなげたい考えです。
■ポッカ群馬工場の概要
名 称 :(株)ポッカコーポレーション「群馬工場」
所在地 :群馬県伊勢崎市境東新井1301-1 境北部工業団地
設 立 :1991年2月
面 積 :敷地面積=約84,000m2/延床面積=約19,000m2
工場長 :松永光生
従業員数 :90人
製造品目 :缶飲料(SOT缶、リシール缶)
PETボトル(350ml、500ml、900ml、1.5L、2L)
生産能力 :2,600万ケース/年間 ※1ケース=24本
SOT飲料 1,350万ケース/年間
大型PETボトル 650万ケース/年間
小型PET・リシール缶 600万ケース/年間
新ラインへの設備投資額:約18億円