持田製薬、早期妊娠診断と異常妊娠診断の補助にも有用な妊娠診断補助試薬を発売
妊娠診断補助試薬「ゴナスティックW」新発売のお知らせ
-国内初、早期妊娠診断に加え異常妊娠の診断の補助にも有用な妊娠診断補助試薬-
持田製薬株式会社(社長:持田 直幸)は、日本で初めて、1度の簡単な操作で尿中hCGの2つの濃度領域を判定し、早期の妊娠診断に加え、流産や子宮外妊娠などの異常妊娠の診断の補助に有用な情報を短時間で得られる医療用妊娠診断補助試薬「ゴナスティックW」を6月1日に発売いたします。
「ゴナスティックW」は、ブルーラテックス免疫クロマトグラフィー法に基づいた尿中hCG検出試薬です。hCG(human Chorionic Gonadotrophin)とは、受精卵の着床後に胎盤の絨毛組織から分泌されるヒト絨毛性性腺刺激ホルモンのことで、尿中hCGレベルは早期の妊娠診断、また流産や子宮外妊娠などの診断に有用な情報となります。
従来の製品は、25IU/L以上の濃度領域を判定し、1000IU/Lを超えるかどうかの判定には、1000IU/L以上の濃度領域を判定する異なる製品が必要でした。「ゴナスティックW」は、出現した青い判定ラインと、あらかじめ印刷された対照ラインとの濃淡を比較することによって、1度の操作で25IU/L以上と1000IU/L以上の2つの濃度領域を定性判定できる国内初の製品です。操作も簡単で、採取した尿に3秒間浸けた後、3~4分で迅速に判定結果が得られます。
妊娠早期の臨床診断において、1度の簡単な尿中hCG検査で短時間のうちにより多くの情報が得られることから、「ゴナスティックW」が効率的な診療の一助になると期待しております。
以 上
*参考資料あり。