日産自、環境教育団体と協働で従業員向け「日産環境eラーニング」を開発
日産自動車、国際NGOナチュラル・ステップとの協働による環境eラーニングを開発
日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座 社長:カルロス ゴーン)は、従業員の環境に対する基礎知識を啓発するため、世界的に著名な環境教育団体である国際NGOナチュラル・ステップ(代表:カール・ヘンリク=ロベール)との協働により、「日産環境eラーニング」を開発した。本eラーニングは、2007年6月からの本格運用を予定しており、今後グローバルに全従業員の受講を進めていく。
日産では、昨年12月に発表した環境行動計画「ニッサン・グリーンプログラム 2010」を強力に推進する活動の一つとして、「従業員の環境マインド向上」を目標として掲げ、体系的な環境教育の拡充を行っている。今回実施する環境eラーニングは、日産の従業員として必要な環境に関する知識を習得する基礎教育プログラムとして、日産の掲げる「3つの重要課題」*の背景となる地球環境問題や、それに対する日産の取り組みを学習するものである。
ナチュラル・ステップは、1989年にスウェーデンで発足した環境教育団体であり、持続可能な社会実現のために、企業・自治体・学界・政府等が行動するための指針を科学的根拠に基づいて提供している。現在、11カ国に支部を置いて世界的な活動を行っている。今回日産で実施するeラーニングは、ナチュラル・ステップが提唱する地球環境問題の考え方をストーリーのベースに取り入れた。
日産では、今回開発した環境eラーニング等の環境基礎教育プログラムを、今後2010年度までを目標に、連結会社なども含めてグローバルに順次実施をしていく。
*日産の掲げる環境の3つの重要課題:「CO2(二酸化炭素)排出量の削減」「エミッションのクリーン化(大気・水・土壌の保全)」「資源循環(リデュース、リユース、リサイクルの推進)」
●環境eラーニング受講画面
(※ 関連資料を参照してください。)
以上