マカフィー、技術白書「画像スパム:電子メールの新たな問題」を公開
マカフィー、危険な画像スパムの認知を促進
~2006年のスパム全体のほぼ50%を占めた画像スパムは2007年には減少の可能性~
McAfee, Inc.(NYSE: MFE)は本日、技術白書「Image Spam: The New Email Scourge」(画像スパム:電子メールの新たな問題)を公開しました。この白書は、画像スパムがどのように進化したか、ほとんどのスパム対策フィルタで画像スパムの検知がテキストスパムよりも難しい理由と、この問題への対処としてマカフィーが実施していることについて説明したものです。同白書は、ワールドワイドのMcAfee Threat Center( http://www.mcafee.com/us/threat_center/default.asp )又は、マカフィー株式会社サイト( http://www.mcafee.com/japan/security/publication.asp )からダウンロードできます。
2005年には画像スパムがスパム全体に占める割合が5%未満であったのに対し、2006年には50%を占めるまで増加しています。一方、最新の調査結果によると、逆に、過去数週間で画像スパムの割合は50%から約20%に減少しており、電子メール上の画像スパムに代わり、画像ホスティングサイト上の画像にリンクしたスパムが増えている可能性を示しています。
McAfee Avert(R)Labsのシニア バイス プレジデント、ジェフ・グリーン(Jeff Green)は、次のように述べています。「画像スパムを利用して、スパマーがメール受信者にポルノ画像を見せたり、投機的低位株を買わせたり、一攫千金計画に参加させるケースが増加しています。画像スパムを使って、検知が難しいスパムを大量送信できるため、スパマーが大きな金銭的利益を得ることができます。2007年にこの種のスパムが減り続けるかどうかは分かりませんが、検知回避に工夫を加え、スパマーは今後とも新種の手口の開発を続けることは間違いないでしょう」
画像スパムは、テキスト電子メールとまったく同じように見えますが、画像に言葉が埋め込まれた「.jpg」または「.gif」画像ファイルで構成されています。ほとんどの攻撃で使われる画像は一見同一ですが、実際はそれぞれが異なっており、検知が非常に難しくなっています。
マカフィーは、最新の画像スパムをプロアクティブかつ正確に検知するための多数の方法を開発しています。詳細は www.mcafee.com をご覧ください。
■ McAfee Avert Labsについて
McAfee Avert Labsは世界屈指のセキュリティ研究組織で、世界16ヶ国で研究者が活動に従事しています。また、悪性コードとウイルス対策の卓越した研究と、不正侵入防止および脆弱性の研究を総合的に行っています。
■ マカフィー株式会社について
カリフォルニア州サンタクララに本社を置く、セキュリティテクノロジ専業のリーディングカンパニー、マカフィーは、世界中で使用されているシステムとネットワークの安全を実現する高い実績を誇るプロアクティブなソリューションとサービスを提供しています。個人ユーザをはじめ、企業、官公庁・自治体、ISPなど様々なユーザは、マカフィーの卓越したセキュリティソリューションを通じて、ネットワークを通じた攻撃や破壊活動を阻止し、またセキュリティレベルを絶えず管理し、改善することができます。
詳しくは、 http://www.mcafee.com をご覧ください。
※注:McAfee、マカフィー、Avertは、米国法人McAfee, Inc.またはその関係会社の米国またはその他の国における登録商標です。セキュリティ関連のレッドカラーは、マカフィーのブランド製品に特有のものです。本書中のその他の登録商標及び商標はそれぞれの所有者に帰属します。
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