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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2024'11.26.Tue
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2007'05.30.Wed

STマイクロなど、非接触ICカード用のセキュア・マイクロコントローラ・ソリューションを発表

OTI社とSTは、非接触ソリューションで初の完全認定を取得した
1チップ・デバイスをMasterCardとVisaに提供

・カード・メーカーとカード発行会社に安全なプラットフォームを提供し、1つの製品で複数の決済サービスに対応でき、さらに短期間で市場への投入が可能
・5月15~17日にサンフランシスコで開催されたCardTech/SecurTech Showに出展


 STマイクロエレクトロニクス( http://www.st-japan.co.jp/ 、NYSE:STM、以下ST)とOn Track Innovations(NASDAQ:OTIV、以下OTI社)は、MasterCardによる認定を取得した非接触ICカード用のセキュア・マイクロコントローラ・ソリューションを発表しました。MasterCardのセキュリティ認定にはレベル1、レベル2およびCAST(Chip Assessment Security Testing)認定が含まれており、MasterCard PayPassおよびVisa PayWaveの双方の非接触アプリケーションを1チップ上で実現するデュアル・アプリケーション・カードとして使用できます。STは、世界有数の半導体メーカーであり、金融および交通アプリケーション向けスマートカード用マイクロコントローラの主要なサプライヤです。また、OTI社は、国土防衛、支払い、ガソリンスタンドでの支払い、その他様々な用途向けのマイクロプロセッサ・ベース非接触スマートカード・ソリューションの世界的リーダーです。STが非接触マイクロコントローラを提供し、OTI社がオペレーティング・システムとアプリケーション、およびインレイ・テクノロジーを含む非接触カード・テクノロジーを提供します。
 このソリューションは、2007年5月15~17日にサンフランシスコのモスコーン・センターで開催された第17回CardTech/SecurTech ShowのOTI社のブース(ブース番号200)で展示されました。

 この新製品により、カード・メーカーはMasterCardとVisa双方の非接触プログラムをサポートする製品を製造できます。カード・メーカーは受注後にMasterCardまたはVisaをサポートするようにプログラムすることができます。

 OTI社とSTの共同開発ソリューションにより、カード・メーカーは以下のことが可能になります。

・MasterCardとVisaを1チップでサポートすることによるカード・メーカーのインベントリ管理の最適化
・市場投入までの時間の短縮
・コスト構造の改善
・柔軟でモジュール化されたソリューションの取得
・規模による利益の向上

 OTI社は、インレイ・ソリューション、重要なライフサイクル、および管理ソリューションを可能にする独自のハードウェアとソフトウェアを提供しており、カード・ベンダーはアプリケーションを選択することができます。OTI社のインレイ・ソリューションは独自の知的財産と設計を活用し、既存の運用体制とシームレスに統合することができます。さらにOTI社は、品質保証ツールと品質管理ツールを提供することにより、最良の製品を市場へ提供することを可能にします。OTI社の製造施設は、最も厳しい品質および業界の要件を満たしており、また、MasterCard CQM認定取得済みであり、現在は毎週150万枚の製造が可能です。

 OTI社とSTはすでに米国のカード市場向けにカードソリューションの提供を開始しており、OTI社は同社のインレイ・テクノロジーと製品を米国の主要カード・ベンダーに統合し、MasterCardのPayPassおよびVisaのPayWaveのイニシアティブをサポートするための重要な機能とその他のフォーム・ファクターを提供しています。

 スマートカード販売およびマーケティング・ディレクターであるAndreas Raschmeierは、次のように述べています。「STのICカード用ソリューションにおける20年以上の経験と世界有数の製造体制により、最先端の決済アプリケーションに対する業界のニーズに応えることができます。これらの新製品は、重要な高セキュリティ・バンキング・プログラムのために最適化されたセキュリティ、パフォーマンス、および機能を有しています。」

 OTI社の会長、社長兼CEOであるOded Bashan氏は、次のように述べています。「複数のアプリケーションを1チップでサポートできるソリューションは柔軟性を提供するだけでなく、コスト効率、信頼性、安全性に優れた方法で非接触カードに実装することができます。財務的に安定しICカード向けソリューションにおいて十分な経験を有しているOTI社とSTの共同開発により、カード・メーカーとカード発行会社は、強力な供給源を確保することができます。」

 ST19WR02をベースとしたOTI社とSTの共同ソリューションは、最新のシリコン製品で、非接触支払いアプリケーション向けに設計されています。ST19WR02には最適化されたアナログRFインタフェースおよび専用のセキュリティ機能が組込まれており、高いデビット速度(424Kbit)と短いトランザクション時間を実現します。

 STの非接触マイクロコントローラ・ソリューションの詳細については、 http://www.st-japan.co.jp/products/families/smartcard/index.htm をご覧ください。また、OTIの非接触支払いソリューションの詳細については http://www.otiglobal.com をご覧ください。


OTI社について
 1990年創立のOTI社(NASDAQ:OTIV)は、様々な市場のニーズに応えるマイクロプロセッサ・ベースのセキュア非接触スマートカード・テクノロジーの設計、開発、販売を行っています。OTI社が開発したアプリケーションには、ガソリンスタンドでの支払いシステム用ソリューション、国土安全保障ソリューション、電子パスポートおよび身分証明、支払い、交通機関の乗車券の発券システム、駐車管理、ロイヤリティ・プログラム、および安全なキャンパスを提供するものなどがあります。OTI社は製品の販売とサポートを行うネットワークを全世界規模で展開しています。同社は、スマートカードの分野で2005年と2006年にFrost & SullivanのCompany of the Year Awardを受賞しています。OTIの詳細については http://www.otiglobal.com をご覧ください。

OTI社の将来の見通しに関する記述についての免責
 このプレスリリースには、Private Securities Litigation Reform Act of 1995およびその他の連邦証券法の意味での将来予測に関する記述が含まれています。プレスリリースの中で「信じる(believe)」、「期待する(expect)」、「予想する(anticipate)」、「意図する(intend)」、「計画する(plan)」、「見積もる(estimate)」、その他の類似表現を使用している場合、それは将来の見通しに関する記述です。そうした記述は将来の事象を扱うものであり、OTIの現在の予測・期待に基づいており、さまざまなリスクおよび不確実性によって、OTI社の実際の結果、パフォーマンス、および成果は、本リリース中で記述または暗示されているものとは異なる可能性があります。たとえば、将来の見通しに関する記述には、OTI社の目標、信念、将来の成長戦略、目的、計画、または現在の予測が含まれ、さらにはOTI社のソリューションの潜在的市場規模についての予測が含まれます。将来の見通しに関する記述は新製品および既存製品が市場に受け入れられないこと、受注に応じて製品を製造できないこと、あるいはOTI社が米国証券取引委員会に提出した2005年12月31日終了年度フォーム20-FのAnnual Reportで論じられているその他のリスク要因によって影響を受けることがあります。OTI社はそうした将来の見通しに関する記述は、妥当な前提に基づいていると確信していますが、それはその予測が達成される保証とはなりません。将来の見通しに関する記述は、ここに記載された日付においての言明であり、OTI社は、新しい情報、将来の事象、状況、その他により、それを更新または改訂する意図はなく、かつその責務を負いません。


STマイクロエレクトロニクスについて
 STマイクロエレクトロニクスは、多種多様な電子機器向けに半導体製品やソリューションを開発・提供する世界的な総合半導体メーカーです。STは、他社の追随を許さない高度なシリコン技術とシステムノウハウを擁しており、幅広いIP(Intellectual Property)ポートフォリオ、戦略的パートナーシップ、大規模な製造力との組合わせにより、SoC(システム-オン-チップ)技術に関し世界的リーダーとしての地位を確立しています。またSTの半導体製品は、市場における技術やシステムのコンバージェンス化を促進するために重要な役目を果たしています。STは、ニューヨーク証券取引所(NYSE:STM)、パリ証券取引所(Euronext Paris)とミラノ証券取引所に上場されています。
 2006年の売上は98.5億ドルで、純利益は7億8200万ドルでした。
 さらに詳しい情報はSTのホームページをご覧ください。
 ST日本法人: http://www.st-japan.co.jp
 STグループ(英語): http://www.st.com

◆ お客様お問い合わせ先
 〒108-6018 東京都港区港南2-15-1
 品川インターシティA棟16階
 STマイクロエレクトロニクス(株)
 Memory&DSAグループ
 Digital Secure Access製品部
 TEL: 03-5783-8240 FAX: 03-5783-8216

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